複数の運用系のノードを別の1つのノードで待機する形態です。
この形態は、以下のクラスタシステムでサポートしています。
PRIMECLUSTER Solaris版
PRIMECLUSTER Linux版
Oracle Solaris Cluster
MC/ServiceGuard
2:1運用待機のノード構成の例を以下に示します。
ノードaおよびノードcは運用系で、ノードbは待機系です。ノードbは、ノードaおよびノードcの異常に備えて待機しています。
N:1運用待機の特徴および注意事項は以下のとおりです。
特徴
待機系が1つであるため、待機コストが低減します。いずれかのノードがダウンした場合でも、処理性能は保証されます。
注意事項
複数の運用系で異常が発生した場合、最初に異常が発生した運用系の業務だけが待機系に引き継がれます。