1つのノードを別の1つのノードで待機する形態です。
1:1運用待機のノード構成を以下に示します。
ノードaは運用系で、ノードbは待機系です。ノードbは、ノードaの異常に備えて待機しています。
1:1運用待機の特徴は以下のとおりです。
特徴
運用系のノードがダウンして、処理が待機系に引き継がれた後も、処理性能は保証されます。
1つのノード上でサブシステムを作成し、作成したサブシステムをまとめてクラスタ構成にして運用できます。まとめてクラスタ構成にする運用は、以下のクラスタシステムでサポートしています。
PRIMECLUSTER Solaris版
PRIMECLUSTER Linux版
MC/ServiceGuard
HACMP
まとめてクラスタ運用ができるのは、サブシステム番号0~9の、10個までです。
1つのノード上でサブシステムを作成し、作成したサブシステムの一部をクラスタ構成にして運用できます。一部のサブシステムをクラスタ構成にする運用は、以下のクラスタシステムでサポートしています。
PRIMECLUSTER Solaris版
PRIMECLUSTER Linux版
MC/ServiceGuard
HACMP
一部のサブシステムをクラスタ構成にする運用では、クラスタ構成にしないサブシステムは、サブシステムごとに独立して業務を動作させることができます。一部のサブシステムをクラスタ構成にする場合、クラスタ運用ができるのは、サブシステム番号1~9の、9個までです。サブシステム0をクラスタ運用にすることはできません。
ポイント
サブシステムと複数サブシステム運用
Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラとジョブ実行制御は、まとめて複数動作させることができます。ジョブスケジューラとジョブ実行制御をまとめて“サブシステム”と呼び、サブシステムを複数動作させる運用を“複数サブシステム運用”と呼びます。