お互いの運用系のノードを待機する形態です。
2ノード相互待機のノード構成を以下に示します。
ノードaは運用系で、ノードbは待機系です。ノードbは、ノードaの異常に備えて待機しています。
一方、ノードbは運用系で、ノードaは待機系です。ノードaは、ノードbの異常に備えて待機しています。
2ノード相互待機の特徴および注意事項は以下のとおりです。
特徴
定常運用で、全ノードを運用系として活用します。
各ノード上でサブシステムを複数運用することができます。両ノード合わせてサブシステム番号1~9の、9個まで運用できます。サブシステム番号0のサブシステムをクラスタ運用にすることはできません。
注意事項
2台の運用系で別々に処理していた業務を、フェールオーバ後は1台のノードで処理することになるので、フェールオーバ後の処理能力は減退します。
参考
1:1運用待機の環境でも、サブシステムごとに違うリソースに登録したい場合は、2ノード相互待機の手順を実施してください。