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Interstage List Works V11.0.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

4.2.1 仕分け定義ファイルの構成

仕分け定義ファイルとは、テキストエディタなどによって作成される定義体を格納するためのファイルです。仕分け定義ファイルは、スーパーユーザ権限を持つユーザで作成します。

仕分け定義ファイルのファイル名や、作成先ディレクトリは、運用方法によって異なります。

富士通ホスト帳票を仕分ける場合

仕分け環境定義ファイルは不要です。作成先のディレクトリおよびファイル名は以下のとおりです。

仕分け環境定義ファイルの「select」定義文の指定

作成先のディレクトリ

ファイル名

(注1)

適用対象の帳票
(注2)

指定無し

任意のフォルダ

任意名.ast

すべての帳票

List Creator帳票を仕分ける場合

仕分け環境定義ファイルの「OTHERS」セクションの「select」キーの指定内容により、仕分け定義ファイルの作成先のディレクトリおよびファイル名は異なります。作成先のディレクトリおよびファイル名は以下のとおりです。

仕分け環境定義ファイルの「select」定義文の指定

作成先のディレクトリ

ファイル名

(注1)

適用対象の帳票
(注2)

common

/opt/FJSVpast/define.others/

common.ast

すべての帳票

overlay

/opt/FJSVpast/define.others/overlay/

オーバレイ名.ast

左記ファイル名中のオーバレイが適用されている帳票

filename

/opt/FJSVpast/define.others/filename/

帳票名.ast

左記ファイル名中の帳票名が指定されている帳票

title

/opt/FJSVpast/define.others/title/

帳票名.ast

左記ファイル名中の帳票名が指定されている帳票

1) ファイル名には半角英数字または半角記号を使用してください。

仕分けした帳票の帳票名を全角文字で登録する場合は、仕分け定義ファイルで固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)のTITLEキーに全角文字の値を指定してください。

参照

固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)の詳細は、“D.2 固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)”を参照してください。

2)適用対象外となった帳票は、以下のように配信元に差し戻されます。