仕分け定義ファイルとは、テキストエディタなどによって作成される定義体を格納するためのファイルです。仕分け定義ファイルは、スーパーユーザ権限を持つユーザで作成します。
仕分け定義ファイルのファイル名や、作成先ディレクトリは、運用方法によって異なります。
富士通ホスト帳票を仕分ける場合
オープン帳票を仕分ける場合
富士通ホスト帳票を仕分ける場合
仕分け環境定義ファイルは不要です。作成先のディレクトリおよびファイル名は以下のとおりです。
仕分け環境定義ファイルの「select」定義文の指定 | 作成先のディレクトリ | ファイル名 (注1) | 適用対象の帳票 |
---|---|---|---|
指定無し | 任意のフォルダ | 任意名.ast | すべての帳票 |
List Creator帳票を仕分ける場合
仕分け環境定義ファイルの「OTHERS」セクションの「select」キーの指定内容により、仕分け定義ファイルの作成先のディレクトリおよびファイル名は異なります。作成先のディレクトリおよびファイル名は以下のとおりです。
仕分け環境定義ファイルの「select」定義文の指定 | 作成先のディレクトリ | ファイル名 (注1) | 適用対象の帳票 |
---|---|---|---|
common | /opt/FJSVpast/define.others/ | common.ast | すべての帳票 |
overlay | /opt/FJSVpast/define.others/overlay/ | オーバレイ名.ast | 左記ファイル名中のオーバレイが適用されている帳票 |
filename | /opt/FJSVpast/define.others/filename/ | 帳票名.ast | 左記ファイル名中の帳票名が指定されている帳票 |
title | /opt/FJSVpast/define.others/title/ | 帳票名.ast | 左記ファイル名中の帳票名が指定されている帳票 |
注1) ファイル名には半角英数字または半角記号を使用してください。
仕分けした帳票の帳票名を全角文字で登録する場合は、仕分け定義ファイルで固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)のTITLEキーに全角文字の値を指定してください。
参照
固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)の詳細は、“D.2 固定文字列キー情報定義レコード(KFレコード)”を参照してください。
注2)適用対象外となった帳票は、以下のように配信元に差し戻されます。
富士通ホスト帳票を仕分ける場合は、コマンド起動時に指定したフォルダ
List Creator帳票を仕分ける場合は、Linuxアプリケーション