帳票の仕分け設計完了後に保管フォルダの設計を行います。
保管フォルダは、参照するクライアントのアクセス権や有効期間などの考慮が必要です。
“2.1.1 仕分け対象帳票の選定”により決定した配信先に沿った保管フォルダの定義例を以下に記述します。
この例では、営業一課、営業二課、営業三課は帳票の分割単位であるため、最下位の保管フォルダとして定義し、その上位フォルダは管理しやすい構成とします。
本社フォルダ配下に各部単位のフォルダを定義し、その配下に帳票が格納される各課のフォルダ(部署コード単位)を定義します。
帳票は帳票内のヘッダーにある部署コードをキーとして仕分けされ、対応する部署フォルダに格納されます。
一致する部署コードが存在しない帳票は「その他部署」に格納され、仕分け定義体の存在しない帳票は、「その他」に格納されます。