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Interstage List Works V11.0.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

2.1.1 仕分け対象帳票の選定

仕分け対象帳票を決定して、仕分け方式と配信先を決定します。

ここでは、アプリケーションからの出力方法を見て、それぞれの帳票の‘仕分けの条件となる文字列’(以降仕分けキーと称します)を決定します。

アプリケーションからの出力形態を分類すると以下の2つに分けられます。

単一種類の帳票の場合

単一種類の帳票はアプリケーションからの出力方法により、以下の2つに分類できます。

  1. 各ページの同じ位置に部署コードが出力されている場合

    例として以下のような帳票となります。

    上記の場合、部署コードを仕分けキーに選択し、部署ごとに保管フォルダを設計するといった、仕分け処理を行います。

  2. 先頭ページのみ部署コードが出力されている場合

    例として以下のような帳票となります。

    上記の場合、部署コードを仕分けキーとしてページごとに条件と比較して一致した場合に配信し、一致しなかった場合には、直前の配信先に配信します。

複数種類の帳票の場合

複数の帳票が出力されている場合には、同一種類の帳票に分類した後に、単一種類の帳票と同様の処理を行います。

帳票A:営業部

帳票B:商品部