List Worksクライアントの追加、移行、および削除について説明します。
注意
バージョンレベルの異なるList Worksクライアントを混在して運用する場合、リスト管理サーバまたは保管フォルダごとに、利用するList Worksクライアントを分けてください。
また、旧バージョンレベルのList Worksクライアントからの接続とV9 List Worksクライアントからの接続では操作に機能差があるため、V9 List Worksクライアントへのバージョンアップを推奨します。
旧バージョンレベルのList Worksとの整合性については、“インストールガイド”を参照してください。 |
(1) List Worksクライアントの追加
追加するクライアントに対し、List Worksの導入、動作環境の構築をします。
List Worksクライアントの環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
注意
追加するList Worksクライアント(Webクライアントを含む)の数は、同時接続クライアント数を超えないようにしてください。
リストナビを使用する場合、同時接続クライアント数は、リストナビとリストビューアでそれぞれ1クライアントとして数えられるため、注意が必要です。
Webクライアントの場合、リスト管理サーバに接続しているWebブラウザを1クライアントとして数えます。
同時接続クライアント数は、サーバ動作環境ファイルのMAX-CLIENTキーワードで確認できます。
サーバ動作環境ファイルについては、“環境構築手引書”を参照してください。 |
必要に応じて、追加するList Worksクライアントが使用する保管フォルダを作成し、アクセス権を設定します。また利用者の追加を行います。
保管フォルダの作成は、“2.3 保管フォルダの構成変更”を参照してください。 利用者の追加は、“2.5 利用者情報の変更”を参照してください。 |
(2) List Worksクライアントの移行
削除するList Worksクライアントのマイ コンピュータ配下に、今後も必要な帳票がある場合は、以下の操作で移行します。
移行先のList Worksクライアントを追加します。
List Worksクライアントの追加については、“(1) List Worksクライアントの追加”を参照してください。 |
移行先のList Worksクライアントに、移行先となる保管フォルダを作成します。
移行元List Worksクライアントの保管フォルダの場所にあるファイルを、移行先List Worksクライアントの保管フォルダの場所にエクスプローラなどを使用して移行します。帳票、記入情報、抜き出し検索情報が移行されます。
移行元List Worksクライアントにおいて、リストナビの【オプション】ダイアログボックスからオーバレイなど、移行に必要なフォルダを調べます。
【ローカル】タブに設定されているオーバレイ格納フォルダ配下の必要なオーバレイ、帳票項目を、エクスプローラなどを利用し、移行先List Worksクライアントのオーバレイ格納フォルダに移行します。
【書込不可媒体】タブに書込み不可媒体使用時の記入情報、帳票項目の格納場所を設定していた場合は、そのフォルダも移行します。
移行元のList Worksクライアントを削除します。
List Worksクライアントの削除については、“(3) List Worksクライアントの削除”を参照してください。 |
注意
マイ コンピュータの保管フォルダの構成が変わると正しく移行できません。同じ構成で移行してください。
(3) List Worksクライアントの削除