(1) 帳票の振り分け先定義を変更する
受信フォルダのプロパティに定義されている帳票の振り分け先定義は、リストナビで変更します。
リストナビで受信フォルダの帳票振り分け先定義を変更する方法については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
(2) 受信フォルダの格納場所の変更
受信フォルダの格納場所を変更することが可能です。運用中に以下のような状況になった場合に必要となります。
運用中のサーバのディスク構成を変更した場合
予想していた帳票より大きな帳票を運用するようになり、受信フォルダのディスクが足りなくなる可能性が出てきた場合
lwserverコマンドにより、List Worksサービスを停止します。
例)List Worksサービスを停止します。
# lwserver stop
lwserverコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
クラスタ運用の場合は、“1.3.2 保管データベースのフラグメンテーションの解消”の“手順4:List Worksサービスの停止”の<クラスタ運用の場合>を参照してください。
mkdirコマンドにより、受信フォルダ格納ディレクトリを作成します。
例)受信フォルダ格納ディレクトリを作成します。
# mkdir /listworks2/keiri2
サーバ動作環境ファイルの「受信フォルダ格納場所ディレクトリ(RCV-FOLDER)」の設定を、2.で作成したディレクトリ名に変更します。
例)サーバ動作環境ファイル「/home/m0001/env」のRCV-FOLDERを変更します。
サーバ動作環境ファイルの詳細については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
lvsetenvコマンドにより、3.で変更したサーバ動作環境ファイルを登録します。
例)サーバ動作環境ファイルを登録します。
# lvsetenv -i/home/m0001/env
lvsetenvコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
lwserverコマンドにより、List Worksサービスを開始します。
例)List Worksサービスを開始します。
# lwserver start
lwserverコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
クラスタ運用の場合は、“1.3.2 保管データベースのフラグメンテーションの解消”の“手順7:List Worksサービスの開始”の<クラスタ運用の場合>を参照してください。
リストナビで、受信フォルダを再作成します。
ポイント
受信フォルダの格納場所を変更すると、格納ディレクトリ変更前の受信フォルダは
すべてクリアされます。受信フォルダの再作成が必要です。