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Interstage Charset ManagerStandard Edition V10 トラブルシューティング

2.2.2 JEFフォントに関するトラブル

2.2.2.1 【TRJPA00020】ユーザAでログオンした場合とユーザBでログオンした場合で、FUJ明朝体の外字が異なります。

原因

JEF拡張漢字サポートをインストールした管理者以外のユーザが、Unicode-JEF明朝フォント(FUJ明朝体)を使用する場合、JEF拡張漢字サポートが提供するアプリケーションを最初に一度実行する必要があります。

対処

JEF拡張漢字サポートをインストールしたユーザ以外のユーザで以下の手順を実施してください。

  1. システム標準に提供されている外字エディタで FUJ明朝体の外字を削除します。

  2. JEF拡張漢字サポートが提供するテストアプリケーションの "テストプログラム コード変換 UNICODE用 "を一度起動させて下さい。

    詳細は、 JEF拡張漢字サポートのソフトウェア説明書を参照してください。

2.2.2.2 【TRJPA00022】「標準の外字」に外字の適用をしましたが、FUJ明朝体やFUJゴシック体で外字を利用できません。

原因

FUJ明朝体やFUJゴシック体は、「標準の外字」に外字を適用しても使用できません。

対処

書体を意識した外字( FUJ明朝体、 FUJゴシック体)に外字を適用してください。

2.2.2.3 【TRJPA00023】外字連携機能のコマンド(F3CEMFRM.EXE)を実行したら、復帰コード12でエラーとなりました。

原因

/Jパラメタを指定している場合、JEF拡張漢字サポートが正しくインストールされていない可能性があります。

対処

JEF拡張漢字サポートを再インストールまたは修復インストール後、再度実行してください。

2.2.2.4 【TRJPA00024】FUJ明朝体に外字を適用しましたが、JEF拡張漢字サポートで提供されている外字ファイル(F3baujm3.tte)が更新されません。

原因

JEF拡張漢字サポートをインストールしたユーザ以外で、JEF拡張漢字サポートのソ説にある“インストールした管理者以外のユーザ権限で、Unicode-JEF明朝フォントを使用する時”の処理を行なわずに、外字の適用処理を行ったためです。

対処

以下の処理を行なってください。

  1. 以下のコマンドを実行し、 JEF拡張漢字サポートが提供している FUJ明朝体の外字ファイルと FUJ明朝体の関連づけを行ないます。

    f3ceudcl.exe /s "FUJ明朝体" /f "JEF拡張漢字サポートのインストールディレクトリ\F3baujm3.tte" /r
  2. 再度適用処理を実施します。

2.2.2.5 【TRJPA00027】一般ユーザでJEFフォントの適用を行ったところ、復帰コード29でエラーになります 。

原因

仕様です。 JEFフォントに適用するには、管理者権限が必要です。一般ユーザでの運用設定を行っても、 JEFフォントへの適用はできません。

参照

一般ユーザでの運用設定とは、ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合に一般ユーザが適用

を行うための手順です。手順については、以下のマニュアルを参照してください。

  • "Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編"の" 2.2.1.1 ユーザーアカウント制御が有効な環境の場合"

対処

管理者権限のユーザで適用してください。