アンインストール作業について説明します。
アンインストール作業の流れを以下に示します。
図8.22 アンインストール作業の流れ
業務サーバで、VSSHPのstxvqueryコマンド(バックアップ状況照会コマンド)を実行してコピー状況を確認します。実行中のコピー処理がある場合は、VSSHPのstxvcopyコマンド(バックアップ制御コマンド)またはstxvstopallコマンド(一括停止コマンド)でコピー処理を停止します。
swsrpdelvolコマンドを実行して、設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。
継続して複製元/複製先ボリュームを使用しない場合は、ディスクを初期化します。手順は、「8.1.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。
アンインストールする管理対象サーバをAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよびstgxfwcmdelsrvコマンドで実施できます。
stgxfwcmdelsrvコマンドで削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。
AdvancedCopy ManagerエージェントとStorage Cruiserエージェントの両方を利用していた場合
Webコンソールで、「設定の再読み込み」操作を実施して最新情報に更新してください。
AdvancedCopy Managerエージェントだけを利用していた場合
Webコンソールで、削除した管理対象サーバの削除操作を実施してください。
継続してVSSHPを使用しない場合、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「VSSHPのアンインストール」を参照し、業務サーバとバックアップサーバでVSSHPをアンインストールします。
注意
バックアップサーバまたは業務サーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合は、VSSHPをアンインストールしないでください。
『導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。