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ETERNUS SF Express 16.9A / Storage Cruiser 16.9A / AdvancedCopy Manager 16.9A Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

2.3.3 メインペイン

Performanceのメインペインは、タブ領域とパネル領域で構成されています。

2.3.3.1 タブとパネルの関係

パネルは、メインペインのタブに配置できます。
装置1台あたりのタブ数、および1つのタブに配置できるパネル数には、上限があります。それらの上限は、以下のとおり、利用している製品によって異なります。

利用製品

装置1台あたりの
タブ数の上限

1つのタブに配置できる
パネル数の上限

Storage Cruiser

5

24

Express

1

1

ユーザーごとにタブおよびパネルの設定情報が自動保存されるため、再ログインしたときやWebコンソールを再起動したときに以前のタブおよびパネルの設定情報に基づいて画面が表示されます。

タブに追加したパネルの個数や表示位置の継承

タブに追加したパネルの個数や表示位置は、そのタブ固有の設定情報として保存されます。このため、タブを切り替えたり再ログインしたりして以前のタブを表示すると、以前の設定でパネルが再表示されます。

装置ごとに最後に表示していたタブの継承

ある装置に対して複数のタブを使用していた場合、左ペインで次にその装置を選択したときにメインペインに表示されるタブは、その装置に対する複数のタブのうち、前回の最後に表示していたタブとなります。

参考

表示タブを切り替えることで、表示する性能グラフを簡単に切り替えることができます。

2.3.3.2 タブ領域

それぞれのボタンの役割、ボタンをクリックしたときの動作は、以下のとおりです。

ボタン名

説明

タブ削除ボタン

タブを削除するためのボタンです。
このボタンをクリックすると、選択したタブに対する[タブの削除]ダイアログが表示されます。

タブ追加ボタン

タブを追加するためのボタンです。
このボタンをクリックすると、新たなタブを追加するための[タブの追加]ダイアログが表示されます。

パネル追加ボタン

選択したタブにパネルを追加するためのボタンです。
このボタンをクリックすると、選択したタブに対する[性能グラフパネルの追加]ダイアログが表示されます。

パネル移動ボタン

選択したタブに存在しているパネルの表示位置を変更するためのボタンです。
操作方法は、Dashboardと同じです。詳細は、「2.1.1 メニュー領域」の「パネル移動ボタン」を参照してください。

アクションには、以下のものがあります。それぞれの操作方法は、「第7章 Performanceの操作」を参照してください。

アクションの
メニュー名

説明

監視の開始

選択した装置の性能監視を開始します。

監視の停止

選択した装置の性能監視を停止します。

監視条件の変更

選択した装置の監視条件を変更します。

タブの名称変更

選択したタブの名称を変更します。

2.3.3.3 パネル領域

パネルには、選択したリソースに関する性能グラフを表示できます。

ポイント

  • 1つのパネルに表示できるグラフは、種類が同じ性能データのグラフを5本までです。種類の異なる性能データを表示したり6本以上のグラフを表示したりする場合は、複数のパネルに分けて表示する必要があります。

  • 縦軸の表示範囲は、パネルを追加するときに、自由に範囲を設定できます。

  • 性能グラフには、平均値とピーク値のどちらかの性能データを表示できます。どちらを表示するかは、パネルを追加するときに設定できます。デフォルトは平均値です。

  • 装置に閾値を設定し、かつ閾値監視を開始している場合は、閾値を超えたことを性能グラフで確認できます。装置に対する閾値の設定手順、および閾値監視の開始・停止方法は、以下の箇所に記載されている、閾値に関する手順を参照して実施してください。

  • パネルに表示しているグラフの項目(性能データの種類、縦軸の表示範囲、平均値/ピーク値の変更など)は、「7.3.2 パネルの表示項目の変更」に記載されている手順で、いつでも変更できます。

性能グラフの時間軸の設定方法

パネルに表示する性能グラフの時間軸(以降、“表示レンジ”と呼びます)を操作する方法には、「表示レンジ選択バー」、「表示レンジ選択ボタン」、および「パネル内選択」の3通りがあります。どの方法も、現在表示しているタブに存在しているすべてのパネルに対する操作となります。

  • 表示レンジ選択バー

    このバー全体の期間は、性能データの保持日数と直近45日間のどちらか短い方から現在時刻までに自動で設定されます。例えば、性能データの保持日数が7日の場合は、7日前から現在時刻までとなります。

    このバーをマウスでドラッグすることで、表示レンジを変更できます。ドラッグした範囲が右端を含んでいる場合は、パネルに表示される性能グラフは時間の経過とともに自動更新されます。

  • 表示レンジ選択ボタン

    以下のどれかのボタンを選択して、表示レンジを設定できます。

    ボタン名

    説明

    Custom

    このボタンをクリックして表示される[表示範囲の変更]ダイアログで、表示レンジを自由に指定できます。
    入力フィールドをクリックして日付と時刻を入力します。「常に最新時刻のデータを読み込む」のチェックボックスをチェックすると、パネルに表示される性能グラフは時間の経過とともに自動更新されます。

    1hour

    表示レンジを直近の1時間に変更します。
    設定後、パネルに表示される性能グラフは、時間の経過とともに自動更新されます。

    1day

    表示レンジを直近の1日間に変更します。
    設定後、パネルに表示される性能グラフは、時間の経過とともに自動更新されます。

    1week

    表示レンジを直近の1週間に変更します。
    設定後、パネルに表示される性能グラフは、時間の経過とともに自動更新されます。

  • パネル内選択

    どれかのパネルにおいて時間軸方向にマウスでドラッグすると、すべてのパネルの性能グラフを拡大表示できます。操作前の状態に戻すには、表示レンジ選択バーまたは表示レンジ選択ボタンで変更する必要があります。

パネルメニュー

パネルには、以下のメニューがあります。それぞれの操作方法は、「第7章 Performanceの操作」を参照してください。

メニュー名

説明

変更

選択したパネルに表示する項目を変更します。

ダウンロード

選択したパネルに表示されている性能グラフのデータをファイルにダウンロードします。

削除

選択したパネルを削除します。