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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 導入手引書

1.6.2 UTF-8環境を利用する場合の注意事項【UNIX版】

UTF-8環境を利用する場合の注意について説明します。

ここでは、以下の項目について説明します。

運用管理サーバがUTF-8環境の場合

部門管理サーバ、業務サーバの文字コードに関係なく、運用管理サーバの文字コードがUTF-8の場合の注意事項について説明します。

監視メッセージの表示に関する注意【Solaris版/Linux版】

監視メッセージに含まれるSJISで表示できない文字は、代替文字「_」(アンダースコア)に置き換えて表示します。
出力される代替文字の詳細については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“監視画面に表示されるメッセージが置き換えられて表示される”を参照してください。

ポリシー定義に関する注意【Linux版】

各ポリシー定義画面で以下の文字を入力すると配付した先の文字コードに正しく変換されずに配付される場合があります。

以下の文字を使用しないでください。

イベント監視の定義に関する注意【Solaris版/Linux版】

イベント対処・返答に関する注意【Linux版】

リモートコマンドの発行
設定画面

[リモートコマンド実行]ウィンドウ

注意事項

Systemwalkerコンソールの場合

入力したコマンドの長さが、1023バイト以内であっても、UTF-8に変換した結果、1023バイトを超えている場合には、それ以上の文字列は実行コマンドに入力できません。

Systemwalker Webコンソールの場合

入力したコマンドの長さが、1023バイト以内であっても、UTF-8に変換した結果、1023バイトを超えている場合には、エラーが表示され、コマンドは実行されません。エラーメッセージの内容に従って対処してください。

回避方法

Systemwalker Webコンソールの場合

入力したコマンドの長さが、UTF-8に変換した後に1023バイト以内に収まるように再設定してください。

返答定義に関する注意【Solaris版/Linux版】

メッセージ検索に関する注意【Solaris版/Linux版】

アプリケーション管理に関する注意【Solaris版/Linux版】

インベントリ情報表示に関する注意事項【Solaris版/Linux版】

Systemwalkerスクリプトの配付に関する注意

インテリジェントサービスで配付する実際のスクリプトの記述で以下の文字を入力すると配付した先の文字コードに正しく変換されずに配付される場合があります。以下の文字を使用しないでください。

Systemwalkerコンソールに関する注意【Solaris版/Linux版】

Systemwalkerコンソールの画面から入力される文字列の長さで注意が必要な設定について説明します。
運用管理サーバがUTF-8環境の場合、以下の表の画面から入力された文字列の長さが、255バイト以内であっても、UTF-8に変換した結果、255バイトを超えている場合には、超えた文字列は削除して設定されます。

画面

入力域

[ノードプロパティ]

[説明]

[インタフェース設定]

[インタフェース名]

[実行ファイルプロパティ]

[実行ファイル名]

[パッケージ名]

[起動コマンド名]

[停止コマンド名]

[アプリケーションプロパティ]

[実行ファイル名]

[起動コマンド名]

[停止コマンド名]

[クラスタプロパティ]

[クラスタコンソール]

[クラスタサービスプロパティ]

[クラスタサービスコンソール]

[関係情報プロパティ]

[コメント]

[入力]

[文字列]

[自動検出の設定](Windows)

[ポリシー名]

[自動検出の設定](Unix)

[ポリシー名]

[しきい値監視の設定(アプリケーション)]

[ポリシー名]

[稼働監視の設定]

[ポリシー名]

[動作の設定]

[ポリシー名]

[実行ファイルプロパティ(アプリケーション管理)]

[実行ファイル名]

監視イベント/監視メッセージのAPIに関する注意【UNIX版(Linux for Intel64、およびSolaris版で64bitのアプリケーションを作成する場合を除く)】

UTF-8環境で、監視イベントのAPI(Mp_ReadEvent()、Mp_ReadEventLog())や監視メッセージのAPI(Mp_ReadMsg()、Mp_ReadMsgLog())を使用する場合は、以下の注意事項があります。

Global Enterprise Editionグローバルサーバ上で動作するワークユニットの監視についての注意【Solaris】

グローバルサーバ上で動作するワークユニットの監視を、文字コードがUTF-8の環境で監視することはできません。

グローバルサーバ上で動作するワークユニットの監視を行う場合は、文字コードがEUC、またはSJISの環境にインストールしてください。

運用管理サーバがUTF-8環境でない、部門管理サーバ/業務サーバがUTF-8環境の場合

部門管理サーバ、業務サーバの文字コードがUTF-8で、運用管理サーバの文字コードがUTF-8以外の場合の注意事項について説明します。

監視メッセージの表示に関する注意

運用管理サーバで動作しているコード系で処理することができない文字が含まれる監視メッセージは、代替メッセージに変換されて表示します。
出力される代替メッセージの詳細については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“監視画面に表示されるメッセージが置き換えられて表示される”を参照してください。

イベント監視の定義に関する注意【UNIX版】

リモートコマンドに関する注意

アプリケーション管理に関する注意【Linux版】

全角文字または半角カナ文字をディレクトリ名またはファイル名に含むアプリケーションの稼働監視および、しきい値監視はできません。

監視メッセージのAPIに関する注意【UNIX版(Linux for Intel64、およびSolaris版で64bitのアプリケーションを作成する場合を除く)】

運用管理サーバがUTF-8環境の場合と同様の注意が必要です。

監視イベント/監視メッージのAPIに関する注意【UNIX版(Linux for Intel64版、およびSolaris版で64bitのアプリケーションを作成する場合を除く)】”を参照してください。

システム構成(ハブ、ルータなど含む)にUTF-8環境を含む場合

運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバだけでなくハブやルータ等も含めて、システム構成の中にUTF-8環境がある場合の注意事項について説明します。

オンラインヘルプおよび画面で共通な注意

UTF-8文字コードは、EUCやSJIS文字コードと比べて1文字あたりのバイト数が多くなり、指定できる文字数が少なくなることがあります。
一例として、1文字あたりSJISで2バイト、UTF-8で3バイトとなる全角ひらがなの場合、最大128バイトの領域にSJISでは64文字まで入力できるのに対し、UTF-8では42文字までしか入力できなくなります。
また、UTF-8以外の環境から入力した場合でも、入力したデータをUTF-8環境で保持または処理する場合には、同様に指定できる文字数が少なくなることがあります。

したがって、UTF-8環境を含むシステム構成の場合、指定できる文字数は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”や各画面で記載している指定できる文字数より減少します。

メッセージの表示に関する注意【UNIX版】

表示画面

注意が必要な画面を以下に示します。

  • イベント一覧

  • [メッセージ一覧]ウィンドウ

  • [メッセージ検索]ウィンドウ

注意事項

各画面において、UTF-8に変換した結果、2047バイトを超えたメッセージテキストについては、2047バイトを超えた部分が表示されません。

通信環境定義に関する注意【UNIX版】

イベント監視の定義に関する注意【UNIX版】

リモートコマンドに関する注意【UNIX版】

ネットワーク管理に関する注意

ネットワーク管理で注意が必要な設定について説明します。
ここで説明するMIBデータの取得対象は、Systemwalker Centric Managerが導入されているコンピュータだけではなく、SNMPエージェントが導入されている一般のコンピュータやハブ・ルータ等のネットワーク機器も含めたSNMP要求に対する応答を返すことのできるノード全般です。

資源配付の定義に関する注意

Systemwalkerスクリプトの定義に関する注意

監視メッセージのAPIに関する注意【UNIX版(Linux for Intel64、およびSolaris版で64bitのアプリケーションを作成する場合を除く)】

運用管理サーバがUTF-8環境の場合と同様の注意が必要です。

監視イベント/監視メッセージのAPIに関する注意【UNIX版(Linux for Intel64版、およびSolaris版で64bitのアプリケーションを作成する場合を除く)】”を参照してください。