JIS X 0213:2004環境を利用する場合の注意について説明します。
JIS X 0213:2004で新規に追加された文字を以下に指定しないでください。
コンピュータ名
GUI画面
コマンドのオプション
APIのパラメタ
Systemwalkerスクリプトのスクリプトファイル、入力データ
イベントログに、JISX 0213:2004文字が出力された場合、以下のGUI画面以外・各コマンドの出力結果・各APIへの出力結果には、JISX 0213:2004文字が「&#xYYYY; 」(YYYYはUnicodeの16進数表記です。)と出力されます。
JISX 0213:2004文字である「叱」( Unicodeでは0x20B9F)という文字が含まれる「メッセージ叱です。」というメッセージの場合、以下のようになります。
メッセージ𠮟です。 |
Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧
[監視イベント詳細]画面:[メッセージ]欄
[監視イベントの状態変更]画面:[メッセージ]欄
JISX 0213:2004文字を含むメッセージをイベント監視の条件定義の[特定する条件]に定義する場合は、JISX 0213:2004文字が現れる場所を「.* 」に置き換えて定義してください。
「メッセージ叱です。」というメッセージを定義する場合は、「メッセージ.*です。.」と定義してください。
ポイント
Microsoft IMEやその他のIMEの設定で JIS X 0213:2004文字の入力を制限できる場合があります。設定方法や詳細については、各IMEのドキュメントを参照してください。