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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 解説書

3.2.2 関連ソフトウェア資源

動作OS、および各機能使用時に前提としているソフトウェアや関連するソフトウェアについて説明します。

Linuxの場合

“Systemwalker Centric Manager 必須パッケージ【Linux】”に記載されているパッケージがインストールされている必要があります。

Solarisの場合

必須ソフトウェア

Systemwalker Centric Manager動作時の必須ソフトウェアについて説明します。

再頒布可能パッケージ

再頒布可能パッケージ「Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable」は、Systemwalker Centric Managerの動作に必要なソフトウェアとなります。

Systemwalker Centric Managerがインストールされている場合には、アンインストールしないよう注意してください。

コンソール

Systemwalker Webコンソール

Systemwalker Webコンソールを使用する場合、Systemwalker Webコンソールを使用する側に以下のどれかのソフトウェアが必要です。

DMZ内

インターネットでSystemwalker Webコンソールを使用して監視する場合、DMZ内にリバースプロキシが必要です。以下の製品のHTTPアプリケーションゲートウェイ機能(リバース機能)を使用してください。

  • Interstage Application Server

Systemwalker Webコンソールを使用する側

WWWブラウザが必要です。以下に示すWWWブラウザが使用できます。

  • Internet Explorer 11

  • Microsoft Edge(Internet Explorerモード)

  • firefox (Systemwalker Webコンソール(互換)の場合のみ)【Solaris版/Linux版】

Systemwalker Webコンソール(互換)の操作を行う場合は、画面の解像度を1280×1024ピクセル(SXGA)以上で表示してください。

WWWブラウザを起動する画面(Systemwalker Webコンソール(互換)を除く)の解像度は1024×768ピクセル(XGA)以上で表示してください。

資源の配付

資源を圧縮して配付する

携帯端末へ配付する

モバイル端末に必要なOSについては、携帯端末クライアントのソフトウェア説明書およびマニュアルを参照してください。

監視

ネットワーク/システムの監視

トラップの監視、MIB監視の監視対象となるノードでは、以下が動作している必要があります。

使用する監視機能

必須機能

トラップの監視、MIB監視を使用したネットワーク/システムの障害の監視

SNMPエージェント

ネットワーク性能の監視

MIBIIをサポートするSNMPエージェント
RMON-MIBをサポートするSNMPエージェント(RMONとして監視する場合)

システム性能の監視

SNMPエージェント

管理者への通知(アクション定義)

必要なハードウェア資源の“管理者へ通知(アション義)”を参照してください。

インストールレス型エージェントの監視

関連ソフトウェア

以下のパッケージが必要になります。インストールされていない場合は、インストールしてください。

OS

パッケージ

Solaris 10 以前

SUNWaccu

SUNWesu

Solaris 11 以降

system/accounting/legacy-accounting

system/xopen/xcu4


監視サーバと被監視システム間の通信のために必要となるソフトウェアは以下のとおりです(OSのインストール媒体に含まれているソフトウェア、サービスを使用してください)。

監視サーバ

被監視システム

通信方式

監視サーバへの導入必要性

被監視システムへの導入必要性

TELNETクライアント

SSHサーバ

WMIクライアント

FTPサーバ
(注3)

TELNETサーバ

SSHサーバ

WMIサービス

FTPクライアント

UNIX

UNIX

TELNET
(非デプロイ方式)

必要

必要

SSH
(非デプロイ方式)

必要

必要
(注2)

TELNET
(デプロイ方式)

必要

必要

必要

必要

SSH
(デプロイ方式)

必要

必要
(注2)
(注4)

Windows

Windows

TELNET
(非デプロイ方式)

必要

必要

SSH
(非デプロイ方式)

必要
(注1)

必要
(注1)

WMI
(非デプロイ方式)

必要

必要

TELNET
(デプロイ方式)

必要

必要

必要

必要

SSH
(デプロイ方式)

必要
(注1)

必要
(注1)

UNIX

Windows

TELNET
(非デプロイ方式)

必要

必要

SSH
(非デプロイ方式)

必要

必要
(注1)

TELNET
(デプロイ方式)

必要

必要

必要

必要

SSH
(デプロイ方式)

必要

必要
(注1)
(注5)

Windows

UNIX

TELNET
(非デプロイ方式)

必要

必要

SSH
(非デプロイ方式)

必要
(注1)

必要
(注2)

TELNET
(デプロイ方式)

必要

必要

必要

必要

SSH
(デプロイ方式)

必要
(注1)

必要
(注2)

1)

Windowsシステムにおいて、SSH通信する場合は、必ず以下のソフトウェアが必要です。

  • SSH V2.0以上

    SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH(cygwin OpenSSH V1.7以上)をインストールしてください。

なお、被監視システムがNano Serverの場合は、SSH通信は利用できません。

2)

UNIXシステムにおいて、SSH通信する場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。

  • SSH V2.0以上

    Solaris 9、Solaris 10、Linuxの場合は、OSの標準機能としてインストールされています。SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH、OpenSSLをインストールしてください。HP-UX、AIXの場合、ベンダーより入手してください。

3)

FTP通信する場合はOSにより以下のソフトウェアが必要です。

Windows

「FTPサービス」(Windows Server 2012以降)をインストールしてください。

Linux

vsftpdをインストールしてください。

Solaris

SUNWftpr(Solaris 10)、SUNWftpu (Solaris 10)、service/network/ftp(Solaris 11)をインストールしてください。

4)

UNIXシステムにおいて、SSH通信でデプロイする場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。

  • rsync 3.0以上

5)

Windowsシステムにおいて、SSH通信でデプロイする場合は、必ず以下のソフトウェアが必要です。

  • rsync 3.0以上

    cygwinのインストーラを使用して、rsyncパッケージをインストールしてください。

性能監視

関連ソフトウェア

性能監視機能によりSolarisサーバのサーバ性能を監視する場合には、Solarisサーバに以下のパッケージがインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、インストールしてください。

OS

パッケージ

Solaris 11以降

system/accounting/legacy-accounting

障害復旧

障害対処の自動化

必要なハードウェア資源の“管理者への通知(アクション定義)”を参照してください。

評価

ネットワークの評価

レポーティング

性能情報の収集対象となるノードに必要な環境を示します。

また、部門管理サーバから収集ログを転送するために、運用管理サーバにはFTPサーバが必要です。

システムの評価

レポーティング

性能情報の収集対象となるノードでは、SNMPエージェントおよびSystemwalker Centric Managerの性能監視拡張エージェントの機能が動作している必要があります。性能情報の収集対象は、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバです。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Editionクラスタシステムの構成

対象となるクラスタシステムを以下に示します。

【Windows】

  • 以下に含まれるMicrosoft(R) Fail Over Clustering

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter(注)

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard(注)

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter(注)

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard(注)

      注)以下のコンポーネントを追加インストールしてください。

      • FailoverCluster-AutomationServer

      • FailoverCluster-CmdInterface

【Linux】

  • PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.7まで

  • PRIMECLUSTER HA Server 4.7まで

  • PRIMECLUSTER Clustering Base 4.7まで

【Solaris】

  • PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.6まで

  • PRIMECLUSTER HA Server 4.6まで

  • PRIMECLUSTER Clustering Base 4.6まで

  • Oracle Solaris Cluster 3.3/4.4

LAN二重化の構成

対象となるLAN二重化製品を以下に示します。

イベント監視の条件定義

「イベントコリレーション定義」をEvent Designerで変更/参照する場合、以下に示すMicrosoft Excelが必要です。

Event Designerは、イベント監視の条件定義をCSVファイル形式で簡単に変更することができるツールです。

アクションを実行する条件としてカレンダの運用日/休日を指定する場合には、Systemwalker Operation Managerが必要です。Windows(64bit)版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。Linux for Intel64版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。

ソフトウェア修正の適用状況の管理

ソフトウェア修正管理機能を使用して修正情報を管理する場合、最新のUpdateAdvisor(ミドルウェア)が必要です。

UpdateAdvisor(ミドルウェア)の導入方法については、アップデートサイトの公開ホームページの機種別メニューから参照できる「<ミドルウェア>」項目の「UpdateAdvisor(ミドルウェア)をご利用にあたって」を参照してください。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Editionコンソール操作制御

コンソール操作制御でSMARTACCESSと連携して認証装置を使用する場合は、以下のどちらかのソフトウェアが必要です。

  • SMARTACCESS/Basic(ハードの添付ソフトウェア)

  • SMARTACCESS/Premium V5.5まで
    ICカード(Felica方式)、静脈認証を使用する場合に必要です。
    運用管理サーバでは、SMARTACCESSと連携することはできません。

監査ログ分析

監査ログ分析機能を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。

運用管理サーバの場合

VM運用

Systemwalker Centric ManagerのVM運用で使用できるソフトウェアを以下に示します。

VM製品

PRIMEQUEST

PRIMEQUEST 仮想マシン機能

PRIMERGY

VMware(R) vSphere 7 Enterprise Plus/Standard (注1)

VMware(R) vSphere 8 Enterprise Plus/Standard (注1)

Windows Server の Hyper-V (注2)

Linux Virtual Machine 機能

注1)

以下のVMwareの機能を使用する場合は、定期的にSystemwalker Centric Managerをバックアップしてください。

  • HA (VMware vSphere High Availability)

  • DR (VMware vCenter Site Recovery Manager)

運用管理サーバをクローニングする場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。

VMware ESXi 6.5以降において、仮想ホストと仮想マシンの関係を検出して作成する監視マップ(仮想マシンの監視マップ)は作成できません。

2)

運用管理サーバのライブマイグレーション、クイックマイグレーション、およびフェールオーバーは停止中のみ動作可能です。
Hyper-V レプリカは未サポートです。
インポート/エクスポートはIPアドレスやホスト名が変更される場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。

仮想マシンの監視マップ作成

VMware ESXi 6.5以降において、仮想ホストと仮想マシンの関係を検出して作成する監視マップ(仮想マシンの監視マップ)を作成することができません。