動作OS、および各機能使用時に前提としているソフトウェアや関連するソフトウェアについて説明します。
“Systemwalker Centric Manager 必須パッケージ【Linux】”に記載されているパッケージがインストールされている必要があります。
Solaris 11の場合
日本語版では以下のパッケージがインストールされている必要があります。
system/locale/extra
system/library/iconv/extra (注1)
system/library/iconv/unicode (注1)
system/library/iconv (注2)
注1) Solaris 11.3以前の場合に必要です。
注2) Solaris 11.4以降の場合に必要です。
Solaris 11.4 以降のnon-global zoneの場合は、以下のパッケージがインストールされている必要があります。
package/svr4
Systemwalker Centric Manager動作時の必須ソフトウェアについて説明します。
再頒布可能パッケージ「Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable」は、Systemwalker Centric Managerの動作に必要なソフトウェアとなります。
Systemwalker Centric Managerがインストールされている場合には、アンインストールしないよう注意してください。
Systemwalker Webコンソールを使用する場合、Systemwalker Webコンソールを使用する側に以下のどれかのソフトウェアが必要です。
インターネットでSystemwalker Webコンソールを使用して監視する場合、DMZ内にリバースプロキシが必要です。以下の製品のHTTPアプリケーションゲートウェイ機能(リバース機能)を使用してください。
Interstage Application Server
WWWブラウザが必要です。以下に示すWWWブラウザが使用できます。
Internet Explorer 11
Microsoft Edge(Internet Explorerモード)
firefox (Systemwalker Webコンソール(互換)の場合のみ)【Solaris版/Linux版】
Systemwalker Webコンソール(互換)の操作を行う場合は、画面の解像度を1280×1024ピクセル(SXGA)以上で表示してください。
WWWブラウザを起動する画面(Systemwalker Webコンソール(互換)を除く)の解像度は1024×768ピクセル(XGA)以上で表示してください。
Windows用の資源の場合
資源を登録するシステムにCOMPRESS.EXEが必要です。COMPRESS.EXEは、以下の書籍に同梱されています。
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Serverリソースキット |
Linux用の資源の場合
資源を登録するシステムと適用するシステムの両方に圧縮/解凍ユーティリティ(ncompressパッケージ)が必要です。
資源を適用するシステムに圧縮/解凍ユーティリティ(gzipパッケージ)が必要です。
注意
資源を圧縮して配付する機能を利用する場合の注意事項
Red Hat Enterprise Linux 9以降では下記のパッケージが提供されないことにより、資源の圧縮機能が利用できません。
圧縮/解凍ユーティリティ(ncompressパッケージ)
モバイル端末に必要なOSについては、携帯端末クライアントのソフトウェア説明書およびマニュアルを参照してください。
トラップの監視、MIB監視の監視対象となるノードでは、以下が動作している必要があります。
使用する監視機能 | 必須機能 |
---|---|
トラップの監視、MIB監視を使用したネットワーク/システムの障害の監視 | SNMPエージェント |
ネットワーク性能の監視 | MIBIIをサポートするSNMPエージェント |
システム性能の監視 | SNMPエージェント |
管理者への通知(アクション定義)
必要なハードウェア資源の“管理者への通知(アクション定義)”を参照してください。
以下のパッケージが必要になります。インストールされていない場合は、インストールしてください。
OS | パッケージ |
---|---|
Solaris 10 以前 | SUNWaccu SUNWesu |
Solaris 11 以降 | system/accounting/legacy-accounting system/xopen/xcu4 |
監視サーバと被監視システム間の通信のために必要となるソフトウェアは以下のとおりです(OSのインストール媒体に含まれているソフトウェア、サービスを使用してください)。
監視サーバ | 被監視システム | 通信方式 | 監視サーバへの導入必要性 | 被監視システムへの導入必要性 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TELNETクライアント | SSHサーバ | WMIクライアント | FTPサーバ | TELNETサーバ | SSHサーバ | WMIサービス | FTPクライアント | |||
UNIX | UNIX | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
Windows | Windows | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
WMI | - | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
UNIX | Windows | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
Windows | UNIX | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - |
Windowsシステムにおいて、SSH通信する場合は、必ず以下のソフトウェアが必要です。
SSH V2.0以上
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH(cygwin OpenSSH V1.7以上)をインストールしてください。
なお、被監視システムがNano Serverの場合は、SSH通信は利用できません。
UNIXシステムにおいて、SSH通信する場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。
SSH V2.0以上
Solaris 9、Solaris 10、Linuxの場合は、OSの標準機能としてインストールされています。SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH、OpenSSLをインストールしてください。HP-UX、AIXの場合、ベンダーより入手してください。
FTP通信する場合はOSにより以下のソフトウェアが必要です。
【Windows】
「FTPサービス」(Windows Server 2012以降)をインストールしてください。
【Linux】
vsftpdをインストールしてください。
【Solaris】
SUNWftpr(Solaris 10)、SUNWftpu (Solaris 10)、service/network/ftp(Solaris 11)をインストールしてください。
UNIXシステムにおいて、SSH通信でデプロイする場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。
rsync 3.0以上
Windowsシステムにおいて、SSH通信でデプロイする場合は、必ず以下のソフトウェアが必要です。
rsync 3.0以上
cygwinのインストーラを使用して、rsyncパッケージをインストールしてください。
性能監視機能によりSolarisサーバのサーバ性能を監視する場合には、Solarisサーバに以下のパッケージがインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、インストールしてください。
OS | パッケージ |
---|---|
Solaris 11以降 | system/accounting/legacy-accounting |
必要なハードウェア資源の“管理者への通知(アクション定義)”を参照してください。
レポーティング
性能情報の収集対象となるノードに必要な環境を示します。
MIBIIをサポートするSNMPエージェント
RMON-MIBをサポートするSNMPエージェント(RMONとして監視する場合)
また、部門管理サーバから収集ログを転送するために、運用管理サーバにはFTPサーバが必要です。
レポーティング
性能情報の収集対象となるノードでは、SNMPエージェントおよびSystemwalker Centric Managerの性能監視拡張エージェントの機能が動作している必要があります。性能情報の収集対象は、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバです。
対象となるクラスタシステムを以下に示します。
【Windows】
以下に含まれるMicrosoft(R) Fail Over Clustering
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard(注)
注)以下のコンポーネントを追加インストールしてください。
FailoverCluster-AutomationServer
FailoverCluster-CmdInterface
【Linux】
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.7まで
PRIMECLUSTER HA Server 4.7まで
PRIMECLUSTER Clustering Base 4.7まで
【Solaris】
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.6まで
PRIMECLUSTER HA Server 4.6まで
PRIMECLUSTER Clustering Base 4.6まで
Oracle Solaris Cluster 3.3/4.4
対象となるLAN二重化製品を以下に示します。
PRIMECLUSTER GL 4.7まで(Solarisは4.6まで)
「イベントコリレーション定義」をEvent Designerで変更/参照する場合、以下に示すMicrosoft Excelが必要です。
Microsoft Excel 2016(32ビット版/64ビット版)
Microsoft Excel 2019(32ビット版/64ビット版)
Microsoft Excel 2021(32ビット版/64ビット版)
Microsoft Excel for Office 365(32ビット版/64ビット版)
Event Designerは、イベント監視の条件定義をCSVファイル形式で簡単に変更することができるツールです。
アクションを実行する条件としてカレンダの運用日/休日を指定する場合には、Systemwalker Operation Managerが必要です。Windows(64bit)版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。Linux for Intel64版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。
ソフトウェア修正管理機能を使用して修正情報を管理する場合、最新のUpdateAdvisor(ミドルウェア)が必要です。
UpdateAdvisor(ミドルウェア)の導入方法については、アップデートサイトの公開ホームページの機種別メニューから参照できる「<ミドルウェア>」項目の「UpdateAdvisor(ミドルウェア)をご利用にあたって」を参照してください。
コンソール操作制御でSMARTACCESSと連携して認証装置を使用する場合は、以下のどちらかのソフトウェアが必要です。
SMARTACCESS/Basic(ハードの添付ソフトウェア)
SMARTACCESS/Premium V5.5まで
ICカード(Felica方式)、静脈認証を使用する場合に必要です。
運用管理サーバでは、SMARTACCESSと連携することはできません。
監査ログ分析機能を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
運用管理サーバの場合
Windows版の場合
Windows(64bit)版 Interstage Navigator Server Standard Edition/Enterprise Edition V9.5.0
Linux版の場合
Linux for Intel64版 Interstage Navigator Server Enterprise Edition V9.6.0
Systemwalker Centric ManagerのVM運用で使用できるソフトウェアを以下に示します。
VM製品 | |
---|---|
PRIMEQUEST | PRIMEQUEST 仮想マシン機能 |
PRIMERGY | VMware(R) vSphere 7 Enterprise Plus/Standard (注1) VMware(R) vSphere 8 Enterprise Plus/Standard (注1) |
Windows Server の Hyper-V (注2) | |
Linux Virtual Machine 機能 |
以下のVMwareの機能を使用する場合は、定期的にSystemwalker Centric Managerをバックアップしてください。
HA (VMware vSphere High Availability)
DR (VMware vCenter Site Recovery Manager)
運用管理サーバをクローニングする場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。
VMware ESXi 6.5以降において、仮想ホストと仮想マシンの関係を検出して作成する監視マップ(仮想マシンの監視マップ)は作成できません。
運用管理サーバのライブマイグレーション、クイックマイグレーション、およびフェールオーバーは停止中のみ動作可能です。
Hyper-V レプリカは未サポートです。
インポート/エクスポートはIPアドレスやホスト名が変更される場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。
VMware ESXi 6.5以降において、仮想ホストと仮想マシンの関係を検出して作成する監視マップ(仮想マシンの監視マップ)を作成することができません。