各機能使用時に必要なハードウェアを説明します。
共通
LANカードが必須です。
コンソール
Solaris版/Linux版Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバを使用する場合、最低1台のPC端末が運用管理クライアントとして必要です。
モバイル端末
Systemwalker Webコンソール(モバイル版)を使用するためには、以下のハードウェアが1つ以上必要です。
機器 | 条件 |
---|---|
PDA | Palmscape3.1以降 |
携帯電話 | iモード対応携帯電話 |
上記以外のモバイル端末 | HTML2.0以上に準拠したブラウザが動作すること |
監視
管理者への通知(アクション定義)
イベント監視でアクション定義として指定したアクションの種類により、以下のハードウェア、およびソフトウェアが必要です。
アクションの種類 | 必要ハードウェア | 必要ソフトウェア |
---|---|---|
電子メール | 受信側にE-mail受信用プログラム | |
ショートメール通知 | モデム | |
音声通知 | WAVEオーディオカード(注) | Microsoft Speech API (SAPI 5.1以下)対応の音声合成エンジンが実装されている製品 |
機種によりオーディオカードを搭載できない場合があります。
UNIX版の場合、上記のアクションを実行するには、運用管理クライアントなどに上記のハードウェアを搭載し、そこで実行します。
MIB情報の表示
MIB情報の表示で省電力情報を表示する場合、監視対象機器としてサポートするハードウェアは以下のとおりです。
SPARC Servers
PRIMERGY
PRIMEQUEST
障害復旧
リモートからの復旧操作
クライアントの電源制御
リモートからクライアントの電源制御を行う場合、コンピュータが以下のハードウェア条件をすべて満たす必要があります。
クライアント電源投入
Wakeup on LANをサポートしている機種
Wakeup on LANをサポートしているLANカード
Wakeup on LANによる電源投入がBIOSレベルで有効になっている
クライアント電源切断
APM(Advanced Power Management)またはACPI(Advanced Configuration & Power Interface)をサポートしている機種
Windowsからの電源切断が可能になっている
障害対処の自動化
管理者への通知(アクション定義)と同じです。
コンソール操作制御
コンソール操作制御は、SMARTACCESSと連携することでスマートカードや指紋などによる認証が行えます。SMARTACCESSと連携する場合は、以下のハードウェアが必要です。
SMARTACCESSがサポートする認証装置
スマートカード
ICカード(Felica方式)
指紋センサー
静脈センサー
運用管理サーバでは、SMARTACCESSと連携することはできません。
リモート操作
Live Help(リモート操作機能)は、以下の各条件を満たすPC-AT互換機上で動作します。
周辺機器
ディスプレイモニタ、キーボードが接続されている必要があります。
上記周辺機器が接続されていないコンピュータには対応していません。
通信環境
[Live Help CM]プログラム(リモート操作コネクションマネージャ)は、LANカードが1枚だけ搭載されたコンピュータでのみ動作します。2枚以上搭載された環境で利用することはできません。
注意
動作しない環境についての注意事項
クラスタ環境
Live Helpは、クラスタ環境で使用できますが、クラスタのフェールオーバーには対応していません。この場合のリモート操作機能は、Windows OS上における通常の動作範囲となります。
PRIMERGY FTモデル
Live Helpは、PRIMERGY FTモデルで使用することができますが、CoServer上では動作しません。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”の“PRIMERGY FTモデルを利用するには”を参照してください。