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Enterprise Application Platform V1.2.0 OpenJDKユーザーズガイド

1.6 注意事項

JDK8からJDK17への移行

JDK8からJDK17への移行は、以下のJDK8からJDK11への「移行ガイド」を参考にした後に、"JDK11からJDK17への移行"の説明を参考に移行してください。

https://docs.oracle.com/javase/jp/11/migrate/index.html

JDK11からJDK17への移行

JDK17への移行は、以下の「移行ガイド」を参考に移行してください。

https://docs.oracle.com/javase/jp/17/migrate/index.html

JDKツール

各ツールの注意事項は、"1.2.2 JDK ツール"を参照してください。

ハードウェア資源の動的再構成機能

アプリケーションを実行するハードウェア環境によっては、「DR(Dynamic Reconfiguration)機能」のハードウェア資源の動的再構成機能が利用できる場合があります。

ハードウェア資源の動的再構成機能を利用する場合、以下の注意が必要です。

Exception発生時に「<<no stack trace available>>」となる場合

Javaアプリケーション実行でExceptionが発生した場合に、スタックトレースが出力されず代わりに「<<no stack trace available>>」と出力される場合があります。

これはJava VM内部でExceptionを生成する際、「スタックトレース出力の情報」を格納するためのJavaヒープが不足していることになります。

このような場合、Java VMでは、java.lang.OutOfMemoryErrorを発行しないため、Javaのヒープサイズ(メモリー割り当てプールの大きさ)を大きくするなど対策をとり、Javaヒープの空きを十分に取った上でスタックトレースを確認してください。

スタックトレースについては、"3.1 スタックトレース"を参照してください。