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Site Recoveryfor Red Hat(R) OpenStack Platform V1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

C.3.1 コマンド共通

61001
An internal error has occured.

意味

内部サーバエラーが発生しました。

対処

出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

61002
COMMAND is already running.

意味

コマンドは実行中です。

対処

実行中のコマンドが完了後に再度実行してください。

61003
Config is invalid. value required for option %s in group [%s].

意味

コンフィグファイルに必須のキー(option %s)が記載されていません。

対処

コンフィグファイルに必須のキーを記載して、再度実行してください。

61004
No such backup_name.

意味

指定したバックアップ名に誤りがあります。

対処

正しいバックアップ名を指定して、再度実行してください。

61005
No config file is found.: filename

意味

設定ファイルが存在しません。 filename には、ファイル名が表示されます。

対処

設定ファイル」を参照し、ファイル名が filename の設定ファイルを作成してください。 設定ファイルを作成し、再度実施しても同じエラーが発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

61006
Config is invalid.: message

意味

設定ファイルは無効です。

対処

出力された message の内容に従い、対処してください。

  • 「Failed to parse /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf: %s」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.confに誤りがあります。 出力された%sの内容と「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。

  • 「/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.json is not in JSON format.」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.jsonはJSONの書式を違反しています。 「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。

  • 「/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.json is empty.」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.jsonに必要な内容が記載されていません。 「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。

  • 「Incomplete definition. Please add the following aggregates to /etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.json」の場合

    コンソールに出力された<Host-Aggregate名>の構成定義が設定ファイル"/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.json"に記載されていません。 「設定ファイル」を参照し、出力された<Host-Aggregate名>の構成定義を追加してください。

  • 「Invalid compute node hostnames. Please fix definitions of following aggregates in /etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.json」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/host_aggregate.jsonにおいて、コンソールに出力された<Host-Aggregate名>に対応するホスト名に誤りがあります。 「設定ファイル」を参照し、出力された<Host-Aggregate名>が記載された行の定義内容を正しく記載してください。 または、実行したコマンドがrcx_srosp_restore volumeの場合、「コンピュートノードのセルへの追加」を実施していない可能性があります。実施済みか確認をしてください。

  • 「/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.json does not exist.」または 「/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.json does not exist.」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.jsonまたは/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.jsonは存在していません。 または、ファイル名が間違っています。 「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。

  • 「/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.json is not in JSON format.」または 「/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.json is not in JSON format.」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.jsonまたは/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.jsonはJSONの書式に違反しています。「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。

  • 「Invalid instance ids. Please confirm the definitions of following instances in /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.json」または 「Invalid instance ids. Please confirm the definitions of following instances in /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.json」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.jsonまたは/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.jsonにおいて、コンソールに出力された<インスタンスID>の定義に誤りがあります。「設定ファイル」を参照し、出力された<インスタンスID>が記載された行の定義内容を正しく記載してください。

  • 「Invalid MAC addresses. Please confirm the MAC address infomation of following instances in /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.json」または 「Invalid MAC addresses. Please confirm the following MAC address infomation in /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.json」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.jsonまたは/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.jsonにおいて、コンソールに出力された<インスタンスID>に関してMACアドレスの記載に誤りがあります。「設定ファイル」を参照し、出力された<インスタンスID>に関する定義内容を正しく記載してください。 以下の出力例のように、それぞれの<インスタンスID>の下に、そのインスタンスのアタッチされているポートのMACアドレスが参考として出力されます。

    出力例

    {
      "c963ec24-6964-4a20-8003-634d2e05e636": [
        "fa:16:3e:83:52:21",
        "fa:16:3e:1b:b6:90"
      ],
      "f9811f90-c778-4dbc-bfb6-81874e47a0cd": [
        "fa:16:3e:28:3d:23",
        "fa:16:3e:11:82:dc"
      ]                                                                                                     
    }
  • 「Duplicated MAC addresses. Please confirm the MAC address infomation of following instances in /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.json」または 「Incomplete definition. Please add MAC address infomation for the following instances to /etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.json」の場合

    設定ファイル/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_main.jsonまたは/etc/opt/FJSVrcxsr/instance_port_sequences_backup.jsonにおいて、コンソールに出力された<インスタンスID>に関してMACアドレスの重複記載が存在します。「設定ファイル」を参照し、出力された<インスタンスID>に関する定義内容を正しく記載してください。 以下の出力例のように、それぞれの<インスタンスID>の下に、そのインスタンスのアタッチされているポートのMACアドレスが参考として出力されます。

    出力例

    {
      "c963ec24-6964-4a20-8003-634d2e05e636": [
        "fa:16:3e:83:52:21",
        "fa:16:3e:1b:b6:90"
      ],
      "f9811f90-c778-4dbc-bfb6-81874e47a0cd": [
        "fa:16:3e:28:3d:23",
        "fa:16:3e:11:82:dc"
      ]                                                                                                     
    }

61007
Failed to open config file: /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf

意味

コンフィグファイルを開くことができません。

対処

コンフィグファイルの権限を確認してください。権限が600ではない場合は、chmodコマンドで権限を600に修正してください。

61008
Value for option %s is not valid: %s

意味

指定したオプション:%sの値に誤りがあります。

対処

正しいオプションを指定してください。

61009
Unauthorized: Invalid username or password

意味

ユーザー名、またはパスワードが間違っています。

対処

以下の原因が考えられます。

  • rcxsr.confのadmin_usernameかadmin_passwordが間違っています。正しい値を設定してください。

  • rcxsr.confのsruser_passwordが間違っています。正しい値を設定してください。

  • 権限を委譲するユーザーのtokenを取得する際のユーザー名、パスワードが間違っています。正しい値でtokenを再度取得してください。

61010
ConnectTimeout: message

意味

OpenStackとの接続時にtime outが発生しました。 message はOpenStackが返した元のエラーメッセージです。

対処

  • 出力された message の内容が「Timed out connecting to service.」の場合、OpenStackのサービスが正しく起動しているかを確認してください。

  • 出力された message の内容が「Request to http://xxx.xxxx.xxx.xxx:5000/v3/auth/tokens timed out」の場合、rcxsr.confのauth_uriが間違っている可能性があります。値が正しいかを確認してください。

61011
This command is only allowed to run on the main controller.

意味

メイン作業用コントロールノード以外のコントロールノードでは実行できません。

対処

以下の原因が考えられます。

  • メイン作業用コントロールノード以外で実行しています。メイン作業用コントロールノードで実行してください。

  • /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf の main_controller の指定に誤りがあります。正しい値を設定してください。

61012
This command is only allowed to run on the main site.

意味

本番サイト以外のサイトでは実行できません。

対処

以下の原因が考えられます。

  • 災対サイトで実行しています。本番サイトで実行してください。

  • /etc/opt/FJSVrcxsr/hostname_map の ホスト名 に誤りがあります。正しい値を設定してください。

61013
This command is only allowed to run on the backup site.

意味

災対サイト以外のサイトでは実行できません。

対処

以下の原因が考えられます。

  • 本番サイトで実行しています。災対サイトで実行してください。

  • /etc/opt/FJSVrcxsr/hostname_map の ホスト名 に誤りがあります。正しい値を設定してください。

61014
Something wrong in config file.
File name: filename
At line line number: contents

意味

出力された filename を持つ定義ファイルの line number 行目に誤りがあります。

対処

マニュアルを参照し定義ファイルを正しく設定してから、再度コマンドを実行してください。

61015
Error occured during making cinder API call: message

意味

OpenStack Cinder API関連のエラーが発生しました。 message はcinderサービスから返した元のエラーメッセージです。

対処

出力された message の内容に従い、対処してください。

  • 「Service cinder-backup could not be found.」の場合OpenStackのcinder-backupサービスが停止しています。cinder-backupサービスを起動してください。

上記対処で復旧しない場合、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

61016
Error occured during making keystone API call: message

意味

OpenStack keystone API関連のエラーが発生しました。 message はkeystoneサービスから返した元のエラーメッセージです。

対処

出力された message の内容に従い、対処してください。

  • 「Cannot authorize API client.」の場合シェルの環境変数による影響だと考えられます。以下の手順を参照し、対処してから再度コマンドを実行してください。

    G.1.6 環境変数によるコマンド実行失敗

  • 「Service Unavailable (HTTP 503).」の場合OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを起動してください。

  • 「Unable to establish connection to http://xxx.xxx.xxx.xxx:5000/v3/auth/tokens」の場合rcxsr.confのauth_uriが間違っている可能性があります。値が正しいかを確認してください。

上記対処で復旧しない場合、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

61017
Error occured during making nova API call: message

意味

OpenStack nova API関連のエラーが発生しました。 message はnovaサービスから返した元のエラーメッセージです。

対処

出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

61018
Error occured during making neutron API call: message

意味

OpenStack neutron API関連のエラーが発生しました。 message はneutronサービスから返した元のエラーメッセージです。

対処

rcx_srosp_restore instanceコマンドを実行し、出力された message の内容が以下の場合、 「残存ポートの削除」の手順を参照し、対処を実施してから、再度rcx_srosp_restore instanceコマンドを実施してください。再度実施しても同じエラーが発生する場合、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。

「Unable to complete operation for network <network_id>. The mac address <mac_address> is in use.」

  • <network_id>はリストア対象インスタンスがつながるNeutronネットワークのIDです。

  • <mac_address>はリストア対象インスタンスのポートのMACアドレスです。