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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.7

1.9 環境変数

RMSの環境変数には、グローバルとローカルの2つがあります。

RMSは、ベースモニタの起動時に、hvenvおよびhvenv.localの内容から、ENVオブジェクトやENVLオブジェクトを動的に生成します。ENVLオブジェクトの値はENVオブジェクトの値より優先されます。詳細については、"E.1 RMS環境変数の設定" を参照してください。

注意

  • RMS グローバル環境変数 (ENV) の設定は、クラスタ共通の構成定義チェックサムによって検証されます。構成チェックサムは、ベースモニタの起動時に各ノードで検査されます。いずれかのノードでチェックサムが異なっていると、RMS の起動は失敗します。

  • RMS ローカル環境変数 (ENVL) の設定は、クラスタ共通の構成定義チェックサムでは検証されません。

RMSの実行中は、hvdisp コマンドでRMS環境変数を表示することができます。ルート権限は必要ありません。グローバルリストには、hvdisp ENVを使用し、ローカルリストにはhvdisp ENVLを使用します。

すべてのRMSグローバル環境変数およびRMSローカル環境変数の内容については、"付録E 環境変数" を参照してください。