メッセージの出力形式
標準エラー出力とログファイルへ出力するメッセージ形式は以下の通りです。
日時 ismodifyhostinfo: ログレベル: メッセージ
日時はログファイルだけに出力します。
ログファイルだけに出力するメッセージ形式は以下の通りです。
日時 メッセージ
メッセージ
IP・ホスト一括変更ツールが標準エラー出力とログファイルへ出力するメッセージを以下に示します。
メッセージ内で表示するIP・ホスト設定ファイルの値は、IP・ホスト一括変更ツールの処理内で変換された値が出力される場合があります。
英字の大文字と小文字が変換されたホスト名、またはIPv6
省略の表記を使わない形式に変換されたIPv6
スケールアウトスクリプト実行時にIP・ホスト一括変更ツールのERRORメッセージが出力された場合は、「ユーザー対処」実施後、スケールアウトを再実行してください。
[意味]
ismodifyhostinfoコマンドが正常に終了しました。
[意味]
ismodifyhostinfoコマンドのオプション指定に誤りがあります。
[ユーザー対処]
ismodifyhostinfoコマンドに正しいオプションを指定してください。
注意
本メッセージはログファイルへ出力されない場合があります。
[意味]
ismodifyhostinfoコマンドを実行する権限がありません。
[ユーザー対処]
管理者権限でismodifyhostinfoコマンドを実行してください。
注意
本メッセージはログファイルへ出力されません。
[意味]
/tmp、または環境変数TMPDIRで指定したディレクトリー配下への一時ディレクトリー作成が失敗しました。
[ユーザー対処]
/tmp、または環境変数TMPDIRで指定したディレクトリーへ書き込み可能かを確認、対処してください。
注意
本メッセージはログファイルへ出力されません。
[可変情報]
$1: 一時ディレクトリーのパス。
[意味]
$1の一時ディレクトリーの作成が失敗しました。
[ユーザー対処]
$1のディレクトリーを作成可能か確認、対処してください。
注意
本メッセージはログファイルへ出力されない場合があります。
[可変情報]
$1: 書き込み対象のファイルのパス
[意味]
ファイルの書き込みに失敗しました。
[ユーザー対処]
管理者権限でismodifyhostinfoコマンドを実行してください。
[可変情報]
$1: ログファイルのパス
[意味]
ログファイルの書き込みが失敗しました。
[ユーザー対処]
ログファイルへ書き込み可能かを確認、対処してください。
注意
本メッセージはログファイルへ出力されません。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイルのパス
$2: オプションの誤りがあるパラメータ
現設定ホスト名
変更後ホスト名
現設定IPアドレス
変更後IPアドレス
$3: オプションの誤りがあるパラメータの値
現設定ホスト名
変更後ホスト名
現設定IPアドレス
変更後IPアドレス
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$5: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
$2に以下のどれかの誤りがあります。
ホスト名が“.”で始まる。
ホスト名が“.”で終わる。
ホスト名が“-”で始まる。
ホスト名が“-”で終わる。
使用できない文字種を使用する。
IPアドレスとして誤った形式を使用する。
IPv6のIPv4互換アドレスを使用する。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの$2に適切なIPアドレス、またはホスト名を指定してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイルのパス
$2: オプションの誤りがあるパラメータ
現設定ホスト名
変更後ホスト名
$3: オプションの誤りがあるパラメータの値
現設定ホスト名
変更後ホスト名
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$5: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
$2に以下の誤りがあります。
文字列の長さが最大長(64文字)を超える。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの$2に64文字以下のホスト名を指定してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: 現設定IPアドレス
$3: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
現設定IPアドレスと変更後IPアドレスが同じです。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの変更後IPアドレスに適切なIPアドレスを指定してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: 現設定IPアドレス
$3: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
同一の値を持つ現設定IPアドレスが複数個あります。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの現設定IPアドレスを同一の値を持たないようにしてください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: IP・ホスト設定ファイルの2個目のホスト名指定の行番号
$3: IP・ホスト設定ファイルの2個目のホスト名指定行の記載
[意味]
ホスト名の指定が複数個あります。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルのホスト名の指定を1個にしてください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$3: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
IP・ホスト設定ファイルに文法誤りがあります。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの文法誤りを修正してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
[意味]
IP・ホスト設定ファイルにホスト名、IPアドレスの記載がありません。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルへホスト名、またはIPアドレスを記載してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
[意味]
IP・ホスト設定ファイルが読み取りできません。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルが読み取り可能かを確認、対処してください。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
停止が必要なサービスが停止していないため、$1のIPアドレス、ホスト名変更が失敗しました。
[ユーザー対処]
ismodifyhostinfoコマンド実行前に停止が必要なサービスが停止されるように対処してください。
[意味]
ahsbackupが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからahsbackup失敗の原因を調査、対処してください。
[意味]
ahsrestoreが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからahsrestore失敗の原因を調査、対処してください。
[意味]
ijbackupが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからijbackup失敗の原因を調査、対処してください。
[意味]
ijrestoreが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからijrestore失敗の原因を調査、対処してください。
[意味]
wscbackupが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからwscbackup失敗の原因を調査、対処してください。
[意味]
wscrestoreが失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからwscrestore失敗の原因を調査、対処してください。
[可変情報]
$1: currentHostName、またはcurrentIpAddress
$2: 機能名
$3: 現設定ホスト名、または現設定IPアドレス
[意味]
現設定IPアドレスまたは現設定ホスト名が$2で使用されていません。
[ユーザー対処]
適切な現設定IPアドレスまたは現設定ホストを使用しているか確認してください。
適切な値を使用している場合は対処不要です。
誤りがある場合、適切な現設定IPアドレスまたは現設定ホスト名を使用してください。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
指定されたすべての現設定IPアドレス、現設定ホスト名が$1で使用されていないため$1のIPアドレス、ホスト名変更をスキップしました。
[ユーザー対処]
すべての現設定IPアドレス、現設定ホストについて適切な値を使用しているか確認してください。
適切な値を使用している場合は対処不要です。
誤りがある場合、適切な現設定IPアドレス、現設定ホスト名を使用してください。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
全機能のIPアドレス、ホスト名変更をスキップしました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前に出力されたメッセージからスキップの原因を調査、対処し、スケールアウトを再実行してください。
スキップが妥当である場合はismodifyhostinfoコマンドを実行しないように起動時スクリプトを修正してください。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
$1が未インストールのため$1のIPアドレス、ホスト名変更をスキップしました。
[ユーザー対処]
$1をインストールしてください。
[可変情報]
$1: 機能名
$2: コマンド名
[意味]
$1の停止確認に失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージから$2の失敗の原因を調査、対処してください。
rootがsudoコマンドを実行可能でないことが原因の場合があります。本メッセージの前にsudoコマンドのメッセージが出力されていないか確認し、メッセージからsudoコマンド失敗の原因を調査、対処してください。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
$1のIPアドレス、ホスト名変更をエラーで終了しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージからIPアドレス、ホスト名変更失敗の原因を調査、対処してください。
[可変情報]
$1: 機能名
$2: 設定情報の取得方法
コマンド名
設定ファイルのパス
[意味]
$1の設定情報の取得に失敗しました。
[ユーザー対処]
$2がコマンド名の場合、本メッセージの前にログファイルへ出力されたメッセージから$2失敗の原因を調査、対処してください。
$2がWebサーバーの環境定義ファイル(httpd.conf)の場合
Webサーバ一覧ファイル(servers.conf)に記載した環境定義ファイルのパスが正しいか確認してください。
$2が上記以外の場合
一括情報採取ツールを使用して資料を採取し、技術員へ連絡してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: 現設定ホスト名
$3: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
現設定ホスト名と変更後ホスト名が同じです。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの変更後ホスト名に適切なホスト名を指定してください。
[可変情報]
$1: host nameまたはIP address
$2: $3で使用されているホスト名、IPアドレス
$3: 機能名
$4: newHostNameまたはnewIpAddress
[意味]
$3における$2が変更後ホスト名、または変更後IPアドレスと一致するため、$2のホスト名、またはIPアドレス変更をスキップしました。
[ユーザー対処]
変更後ホスト名、または変更後IPアドレスに適切な値を使用しているか確認してください。
適切な値を使用している場合は対処不要です。
誤りがある場合、適切な変更後ホスト名、または変更後IPアドレスを使用してください。
[意味]
ahsrestoreのホスト名変換ファイルの作成に失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前に出力されたメッセージから失敗の原因を調査、対処してください。
上記で解決できない場合、一括情報採取ツールを使用して資料を採取し、技術員へ連絡してください。
[意味]
wscrestoreの定義ファイルの作成に失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前に出力されたメッセージから失敗の原因を調査、対処してください。
上記で解決できない場合、一括情報採取ツールを使用して資料を採取し、技術員へ連絡してください。
[意味]
ijrestoreのIPアドレス・ホスト名設定ファイルの作成に失敗しました。
[ユーザー対処]
本メッセージの前に出力されたメッセージから失敗の原因を調査、対処し、スケールアウトを再実行してください。
上記で解決できない場合、一括情報採取ツールを使用して資料を採取し、技術員へ連絡してください。
[可変情報]
$1: IP・ホスト設定ファイル
$2: 現設定IPアドレス
$3: 変更後IPアドレス
$4: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の行番号
$5: IP・ホスト設定ファイルの誤りがある行の記載
[意味]
現設定IPアドレス、変更後IPアドレスへIPv4アドレスとIPv6アドレスの組み合わせが指定されました。
[ユーザー対処]
IP・ホスト設定ファイルの現設定IPアドレス、変更後IPアドレスの双方へIPv4アドレス、またはIPv6アドレスを指定してください。
IP・ホスト一括変更ツールがログファイルだけに出力するメッセージを以下に示します。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
$1のIPアドレス、ホスト名変更を開始しました。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
$1のIPアドレス、ホスト名変更を終了しました。
[可変情報]
$1: 機能名
[意味]
$1のIPアドレス、ホスト名変更が成功しました。