本章では、クラウドのオートスケール利用手順について説明します。
オートスケールとは、クラウド上の仮想サーバー(VM)の負荷に応じて、自動的にサーバーの台数をスケールアウト(増加)、またはスケールイン(減少)させる機能を指します。
本章を読むにあたり以下の事前知識が必要です。
Amazon Web Services(AWS)に関する基本的な知識
Microsoft Azure(Azure)に関する基本的な知識
使用するOS(Bash、PowerShellを含む)に関する基本的な知識
クラウドの仮想サーバー(VM)の動的なスケーリング機能(オートスケール)に関する基本的な知識
Webアプリケーション(GlassFish、Webサーバー、Webサーバコネクタを含む)に関する基本的な知識
Interstageの対象となるオートスケールは以下の通りです。
パブリッククラウド | オートスケール |
---|---|
AWS | Amazon EC2 Auto Scaling |
Azure | Azure Virtual Machine Scale Sets(VMSS) |
Interstageのサポート範囲は以下の通りです。
オートスケールを使用したJakarta EEアプリケーションを運用するためには、事前に仮想サーバー(VM)として動作するJakarta EEアプリケーション配備済の仮想サーバー(VM)のイメージ(VMイメージ)とオートスケーリングスクリプトの準備が必要です。