Webサーバコネクタの環境設定について説明します。
Webサーバーが1つの場合
Interstage HTTP Server 2.4のインストール時にデフォルトで作成されるWebサーバー(FJapache)に対しては、Webサーバコネクタのインストール時に、Webサーバコネクタの動作環境が作成されます。このため、Webサーバコネクタの動作環境の作成は不要です。
Webサーバーを追加した場合
新規に追加したWebサーバーについては、wscadminコマンドのcreate-envサブコマンドで、動作環境の作成を行ってください。Webサーバコネクタの動作環境が作成されているかどうかは、wscadminコマンドのlist-web-serversサブコマンドで確認できます。
詳細は、「11.15.1 create-envサブコマンド」、「11.15.5 list-web-serversサブコマンド」を参照してください。
Webサーバコネクタをアンインストールした場合
WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを同じマシンで運用していた場合に、Webサーバコネクタをアンインストールすると、Webサーバーとの連携が自動的に外れます。
注意
Webサーバコネクタ固有のログ採取がなくなったため、wscadminコマンドのupdate-log-configサブコマンドは提供されません。Webサーバーの環境定義ファイル(httpd.conf)にログ出力の設定を記載することでクライアントマシンの情報およびリクエスト振り分けの情報を出力してください。
設定内容の例については、「移行ガイド」の「Interstage運用操作、環境の移行」-「Webサーバコネクタの変更内容」の「update-log-configサブコマンドについて」を参照してください。
Webサーバコネクタに関するその他の注意については、「1.4.22 Webサーバコネクタの注意事項」を参照してください。