本章では、フェイルオーバ運用時に異常が発生した場合のリカバリ方法について説明します。
フェイルオーバ運用時に異常が発生した場合、システムログを参照して異常の原因を特定後、RMSを停止して、RMSの管理から切り離してリカバリ作業を行います。リカバリが完了したら、再びRMSを起動することで、通常の運用を再開することができます。
また、リカバリ作業をするときに、クラスタアプリケーションを使わずに起動と停止を行う場合があります。
“図4.1 フェイルオーバの異常時の運用の流れ”に沿って、各項目の作業内容を参照して、実施してください。