CREATE ROLE文を使って機密管理ロールを作成するか、既存のロールを機密管理ロールとして利用してください。機密管理ロールには、“7.2.2 機密管理ロールを決める”で示した権限や属性を設定してください。
注意
機密管理ロールの名前を変更するときには注意が必要です。もし、そのようにしたいならば、その機密管理ロールが管理する機密マトリクスをすべて削除し、機密管理ロールの名前を変更し、その後でもう一度同じ機密マトリクスを定義してください。そうしなければ、機密マトリクスを操作できなくなります。例えば、機密権限を変更したり、機密オブジェクトを機密レベルから削除したりすることができません。もし、誤って、先に名前を変更してしまったならば、もう一度名前を元に戻してから、前に述べたように操作してください。将来は、機密管理ロールの変更後の名前を、単に機密マトリクスに設定できるようにします。
もし、機密管理ロールを削除する場合には、機密マトリクスを削除した後に、機密管理ロールを削除してください。そうしないと、残された機密マトリクスを削除できないので、同じ名前の機密マトリクスを作成できません。もし、誤って、機密マトリクスを削除する前に、機密管理ロールを削除してしまった場合には、同じ名前の機密管理ロールをもう一度作成して機密マトリクスを削除するか、SUPERUSER権限を持ったロールで機密マトリクスを削除してください。
