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Enterprise Postgres 15 セキュリティ運用ガイド

第7章 機密管理支援機能

データベースに格納される種々のデータが不正に利用されることを防ぐには、データベースの利用者に対して、各データベース資源に対する適切な権限を設定することが必要です。しかし権限を与える利用者の数は複数あり、また、対象とするデータベース資源の数も多くあります。そのため、その設定を行うには大変な手間がかかります。機密管理支援機能では、そのための手間を軽減し適切な権限を設定・維持するための支援を行います。

本章では、機密管理支援機能の導入、設計および使用方法について説明します。また、機能の利用例については、“7.8 機密管理支援機能の利用例”を参照してください。