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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(Textアダプタ編)
FUJITSU Software

5.2 インデックスの再編成

通常、インデックスは初期作成後に差分ログを適用して、インデックス対象のデータベースと整合性を保つようにします。しかし、以下の状態では、差分ログの適用によるインデックスの更新処理ができないため、インデックスの再作成を行う必要があります。

インデックスの再作成では、現状のインデックスを削除し、検索対象データベースより新しいデータの抽出を行います。

インデックス再作成の手順について説明します。

  1. インデックスの削除
    インデックスを削除します。
    この場合、インデックスの再作成であるため、抽出定義の削除、再定義は、必要ありません。インデックスの削除の詳細は、“4.3 インデックスの削除”を参照してください。

  2. インデックスの再作成
    インデックスを作成します。インデックスの作成の詳細は、“4.2.3 インデックスの初期作成”を参照してください。

    注意

    インデックスの再作成が正常終了した場合、収集文書リストファイルおよびマップファイルは不要になります。必要に応じてファイルを削除してください。

以下に、インデックス再作成の操作例を示します。

$ lxrepdis -r 書籍データ抽出定義                                                         (1)
$ lxreplog -F                                                                        (2)
$ lxreplog -I -r 書籍データ抽出定義                                                      (3)
$ isususpend /usr/TEXTADP/INDEX                                                      (4)
$ isudelidx /usr/TEXTADP/INDEX                                                       (5)
$ rdbtais -r all -c isdef01 -m /usr/TEXTADP/map1 -f /usr/TEXTADP/list1 -w /tmp       (6)
$ isuindex -index /usr/TEXTADP/INDEX -conf /usr/TEXTADP/indexdef1 
                    -list /usr/TEXTADP/list1 -map /usr/TEXTADP/map1                  (7)
$ isurestart /usr/TEXTADP/INDEX                                                      (8)

(1)差分ログの取得を停止します。

(2)差分ログを追い出します。

(3)差分ログを破棄します。

(4)インデックスのサービスを停止します。

(5)インデックスを削除します。

(6)収集文書リストファイルおよびマップファイルを作成します。

(7)インデックスを作成します。

(8)インデックスのサービスを再開します。