インデックスのバックアップ、リカバリ方法およびSymfoware/RDBのバックアップ、リカバリとインデックスの関係について説明します。
インデックスは、ディスク破壊などによるインデックスの異常に備えて、バックアップを行う必要があります。インデックスの初期作成、更新および再作成時は、バックアップを取得してください。バックアップデータが存在しない状態でインデックスに異常が生じた場合、インデックスを再作成する必要があります。
インデックスのバックアップ手順について説明します。
インデックスのサービス停止
インデックス管理コマンド(インデックスのサービス停止-isususpendコマンド-)を使用して、インデックスのサービスを停止します。
サービスを停止すると、サービスを再開するまで、インデックスを使用した検索処理は実行できません。
参照
インデックス管理コマンドについては、“Accela BizSearch プログラマーズガイド”を参照してください。
インデックスのバックアップ
インデックスのディレクトリ配下を、OSにより提供している機能を使用して退避媒体に複写します。
インデックスのサービス再開
インデックス管理コマンド(インデックスのサービス再開-isurestartコマンド-)を使用して、インデックスのサービスを再開します。サービスを再開すると、最新のインデックスを使用した検索処理を実行することができます。
参照
インデックス管理コマンドについては、“Accela BizSearch プログラマーズガイド”を参照してください。
注意
以下に、バックアップの操作例を示します。ここでは、バックアップのコマンドとしてtarを使用しています。
$ isususpend /usr/TEXTADP/INDEX (1) $ tar -cvf /dev/tape0000 /usr/TEXTADP/INDEX /usr/TEXTADP/INDEX#db (2) $ isurestart /usr/TEXTADP/INDEX (3)
(1)インデックスのサービスを停止します。
(2)インデックスをバックアップします。
(3)インデックスのサービスを再開します。
インデックスのリカバリの手順について説明します。
インデックスのサービス停止
インデックス管理コマンド(インデックスのサービス停止-isususpendコマンド-)を使用して、インデックスのサービスを停止します。
サービスを停止すると、サービスを再開するまで、インデックスを使用した検索処理は実行できません。
参照
インデックス管理コマンドについては、“Accela BizSearch プログラマーズガイド”を参照してください。
インデックスのリカバリ
インデックスの格納ディレクトリ配下を、OSにより提供している機能を使用して退避媒体から複写します。
インデックスのサービス再開
インデックス管理コマンド(インデックスのサービス再開-isurestartコマンド-)を使用して、インデックスのサービスを再開します。サービスを再開すると、最新のインデックスを使用した検索処理を実行することができます。
参照
インデックス管理コマンドについては、“Accela BizSearch プログラマーズガイド”を参照してください。
以下に、リカバリの操作例を示します。ここでは、リカバリのコマンドとしてtarを使用しています。
$ isususpend /usr/TEXTADP/INDEX (1) $ cd /usr/TEXTADP $ tar -xvf /dev/tape0000 (2) $ isurestart /usr/TEXTADP/INDEX (3)
(1)インデックスのサービスを停止します。
(2)インデックスをリカバリします。
(3)インデックスのサービスを再開します。
注意
インデックスの操作に関して、“Accela BizSearch アドミニストレーターズガイド”で説明しているインデックスの運用管理コマンド(issrvコマンドを除く)は使用できません。“Accela BizSearch プログラマーズガイド”で説明しているインデックス管理コマンドを使用してください。“Accela BizSearch アドミニストレーターズガイド”で説明しているインデックスの運用管理コマンドと、Textアダプタのインデックス運用の対応関係については、“付録E Accela BizSearch 開発キットとの組合せ運用”を参照してください。
インデックス対象のデータベースに異常が発生した場合、“RDB運用ガイド”に従って、データベースをリカバリしてください。そのうえで、インデックスを再作成してください。