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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(Textアダプタ編)
FUJITSU Software

4.2.4 差分ログの取得

インデックス作成後、データベースの更新(データの追加、更新、削除)に伴い、インデックスとデータベースの間に、差異が生じます。インデックスとデータベースとの間の整合性をとるには、更新後のデータベースからインデックスを再作成するか、またはデータベースの更新に伴う差分ログからインデックスを更新する必要があります。以下では、インデックスの更新について説明します。インデックスの再作成については、“5.2 インデックスの再編成”を参照してください。

差分ログからインデックスを更新する場合は、準備として差分ログを取得します。
差分ログの取得方法について説明します。

  1. 抽出定義名を入力情報として、差分ログの取得開始コマンド(lxrepenaコマンド)を実行し、差分ログファイルに差分ログを蓄積します。

差分ログの取得開始コマンドは、インデックスを作成したあと、インデックス対象のデータベースの表を更新する前に、実行する必要があります。

参照

コマンドについては、“Linkexpress Replication option 説明書”を参照してください。

以下に、差分ログの取得開始の操作例を示します。

$ lxrepena -r 書籍データ抽出定義