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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

B.2.3 定義形態

両ノードの定義形態の一致の要否は、以下のとおりです。

表B.5 両ノードの定義形態

定義の種類

一致要否

補足

データベース

一致必要

スキーマ

一致必要

一致必要

インデックス

一致必要

DSO

一致必要

DSI

基本的に一致必要

基本的に一致必要(データベーススペースの指定以外)。
データベーススペースの指定はノードごとに異なる指定も可能です。
なお、容量拡張などの運用をノードごとに行うことが可能です。

データベーススペース

基本的に一致必要

基本的に一致必要(作成先と容量以外)

順序

一致必要

一致必要:両ノードの一致が必要

注意

DBミラーリングシステムの複写対象であるDSI・順序、およびそれらに関する資源(スキーマなど)は、両ノードの定義を一致させる必要があります。また、それ以外の資源(ビュー、トリガなど)は、複写処理自体は正常に動作しますが、実際の運用(ノードを切替えて運用)を考慮して、両ノードの定義を一致させることを推奨します。この定義の一致は、利用者側でセットアップ時に行ってください。

参照

DBミラーリングシステムのサポート範囲については“B.3.1 サポート対象資源”を参照してください。