RLPの障害だけでなく他の資源にも障害が発生した場合、DCUの再構築と同時にそれらの資源も復旧する必要があります。その場合には、DCUの再構築により、再構築を行ったDCUのRLP管理オブジェクト(BC管理DB)の資源名が変更されることがあります。
同時に復旧を行う資源
RLPを登録しているロググループのSymfoware/RDBのログ管理ファイル
BCログ管理ファイル
資源名が変更される場合があるRLP管理オブジェクト
DSI
データベーススペース
この場合、RLP管理オブジェクトのバックアップやDSIのメモリ常駐を行うために利用者が作成したスクリプトやRDBコマンドに指定する入力ファイルなど、上記のRLP管理オブジェクトの名前を記述したファイルを修正する必要があります。
RLPの障害だけでなく他の資源にも障害が発生した場合は、DCUの再構築を行った後に、RLP管理オブジェクトのDBスペース名とDSI名が変更されたかどうかを確認し、必要に応じてファイルを修正してください。
参照
RLP管理オブジェクトのDBスペース名とDSI名を確認する方法は“J.1 BC管理DBの構成”を参照してください。