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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

9.6.2 副系ノードでのログ反映状況の確認

DBミラーリングサービスのRERUNログ反映状況を確認することができます。

ただし、RERUNログ反映状況の確認方法は参照目的によって手順が異なります。

これらの目的ごとに、RERUNログ反映状況を確認する方法について以下に説明します。

9.6.2.1 正系ノードの利用者業務を意識しないRERUNログ反映状況

RERUNログ反映の情報表示は、rdbbcrefコマンドのVオプションを使用します。

RERUNログ反映済みのRLC通番とRERUNログ反映処理中のRLC通番を確認できます。

表示例

> rdbbcref -V -p rlp001
RLPname         : rlp001

                      RLCserial     Status           LastTimeStamp
CompletionInformation         2     complete         -
ExecutionInformation          3     execute          2012/09/14 17:16:29
qdg20210i:rdbbcrefが正常終了しました 復帰コード 00

参照

rdbbcrefコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。

9.6.2.2 正系ノードの利用者業務の完了を意識したRERUNログ反映状況

意図した利用者業務の更新結果や、特定の時間までに完了した利用者業務の更新結果が、副系ノードでのRERUNログ反映されたことを知るためには、その時点で正系ノードのRLCの強制交替を行い、強制交替を行ったRLCが副系ノードへのデータベースに反映されたことを確認してください。

本手順は、正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照における、ある時点のデータベースの更新結果を参照したい場合と同様です。

注意

頻繁にRLCの強制交替を行うと、RLCファイルの交替不可を招く危険性があります。十分に注意して実行してください。

参照

正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照については、“8.6.3.1 正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照”を参照してください。