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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

9.6 データベース二重化の状態の取得

DBミラーリングシステムの運用中に、以下の事象が発生した場合、運用の方法や異常の発生によってデータベース二重化が停止したり遅れが出て、副系ノードのデータベースへ未反映のRERUNログが滞留することがあります。

データベース二重化が遅れていると、データベース二重化完了を条件とする、以下の操作に時間がかかる場合があります。

このため、データベース二重化の遅れを副本のデータベースへの未反映のRERUNログ量から事前に知ることで、DBミラーリングサービスの通常停止や、利用者判断のノード切替えの実施可否を判断することができます。

また、Mirroring Controllerを利用している場合で、副系ノードでの参照系業務の運用において、正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照を行っているときには、副系ノードへのRERUNログの反映の遅れを確認することができます。

参照

正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照については、“8.6.3.1 正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照”を参照してください。