縮退運用後、副系ノードのDBミラーリングサービスの運用を再開した後は、データベース二重化が遅れている時間帯が存在します。そのため、ノードの計画切替えのためのDBミラーリングサービスの通常停止や、強制ノード切替えのためのdxswitchコマンドなどを実行した場合は、時間がかかることがあります。この場合、以下の方法で未反映のRERUNログの量を確認してください。
副系ノードの手順
rdbbcdcuコマンドのVオプションを実行します。
> rdbbcdcu -V LogGroup : system RLCbuffNum : 128 RLCbuffSize : 2K RLCnum : 3 RLCsize : 10240K RLPid RLPname Kind OnMode OnStat RLPstat InhCause ConStat DisConCause LogRemain 1 rlp001 origin reflect online normal - connection - 35M
"LogRemain"は副系ノードのデータベースへの未反映RERUNログ量を表示します。
未反映のRERUNログ量に合わせて"LogRemain"の値は減少していきます。
ポイント
rdbbcdcuコマンドのVオプションは、副系ノードで実行します。
未反映RERUNログの調査は、未反映のRERUNログ量がネットワーク復旧後に減少していくことを確認する目的で使用します。
本手順を実行する前に、以下のいずれかの方法で、ネットワークが復旧されていることを確認してください。
dxinfコマンドを実行して、DBミラーリングシステムの状態を表示し、Serviceの状態が"normal"であることを確認します。
rdbbcdcuコマンドを実行して、DCUの運用状態を表示し、ConStatの状態が"connection"であることを確認します。