ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

9.6.1 未反映のRERUNログ量の調査方法

縮退運用後、副系ノードのDBミラーリングサービスの運用を再開した後は、データベース二重化が遅れている時間帯が存在します。そのため、ノードの計画切替えのためのDBミラーリングサービスの通常停止や、強制ノード切替えのためのdxswitchコマンドなどを実行した場合は、時間がかかることがあります。この場合、以下の方法で未反映のRERUNログの量を確認してください。

副系ノードの手順

rdbbcdcuコマンドのVオプションを実行します。

> rdbbcdcu -V

LogGroup             : system
RLCbuffNum           : 128
RLCbuffSize          : 2K
RLCnum               : 3
RLCsize              : 10240K
RLPid  RLPname  Kind    OnMode   OnStat        RLPstat        InhCause   ConStat        DisConCause    LogRemain
    1  rlp001   origin  reflect  online        normal         -          connection     -                    35M

"LogRemain"は副系ノードのデータベースへの未反映RERUNログ量を表示します。

未反映のRERUNログ量に合わせて"LogRemain"の値は減少していきます。

ポイント

  • rdbbcdcuコマンドのVオプションは、副系ノードで実行します。

  • 未反映RERUNログの調査は、未反映のRERUNログ量がネットワーク復旧後に減少していくことを確認する目的で使用します。
    本手順を実行する前に、以下のいずれかの方法で、ネットワークが復旧されていることを確認してください。

    1. dxinfコマンドを実行して、DBミラーリングシステムの状態を表示し、Serviceの状態が"normal"であることを確認します。

    2. rdbbcdcuコマンドを実行して、DCUの運用状態を表示し、ConStatの状態が"connection"であることを確認します。