RLCの容量不足は、以下のメッセージを監視することで事前に検知します。
qdg20157w: 空きRLCが RLC_NOEMP_WARNで定義した値以下になりました RLC個数='RLC個数' RLP名='RLP名'
当メッセージが出力された場合、以下の原因が考えられます。
副系ノードの停止や通信回線の異常などにより、RERUNログの抽出が行われず、空きのRLCファイルが減少しています
正系ノードにてDBミラーリングサービススクリプトに何らかの異常が発生しています
dxaccumコマンドの実行によりRERUNログが蓄積されています
異常原因の調査およびリカバリを行い、RLCの容量不足を事前に防止してください。
ポイント
rdbbcrlpコマンドでもRLCの運用状態を確認できます。
参照
RLP動作環境ファイルのRLC_NOEMP_WARNパラメタの詳細については “5.2.8.4 RLP動作環境ファイルの編集”を参照してください。
異常原因の調査およびリカバリの詳細については“11.7.5.1 RLCファイルの交替不可”を参照してください。