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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

9.2.1 主系RLPの特定方法

主系RLPの特定方法を説明します。

9.2.1.1 主系RLPの情報表示

rdbbcdcuコマンドのVオプションを実行して、モニタリングの対象となるRLPを特定します。
表示されたRLPが主系RLPです。

> rdbbcdcu -V 

LogGroup             : system
RLCbuffNum           : 128
RLCbuffSize          : 2K
RLCnum               : 10
RLCsize              : 10240K
RLPid  RLPname  Kind       OnMode   OnStat           RLPstat       InhCause   ConStat        DisConCause    LogRemain
    1  rlp001   origin     capture  online           normal        -          connection     -                      -

ポイント

rdbbcdcuコマンドのVオプションでは、主系RLPのみを表示対象としています。
初回のDBミラーリングサービスの開始前など主系RLPが存在しない場合は、DCUを構成する2つのRLPを表示します。

9.2.1.2 主系RLPおよび従系RLPの情報表示

rdbbcdcuコマンドのVオプションおよびbオプションを実行して、モニタリングの対象となるRLPを特定します。
OnStat(オンライン・オフライン状態)がonline(オンライン)、switch(切替えオフライン)、suspend(休止オフライン)のいずれかと表示されたRLPが主系RLPです。
OnStat(オンライン・オフライン状態)がstandby(待機オフライン)と表示されたRLPが従系RLPです。

>  rdbbcdcu -V -b

LogGroup             : system
RLCbuffNum           : 128
RLCbuffSize          : 2K
RLCnum               : 10
RLCsize              : 10240K
RLPid  RLPname  Kind       OnMode   OnStat           RLPstat       InhCause   ConStat        DisConCause    LogRemain
    1  rlp001   origin     capture  online           normal        -          connection     -                      -
    2  rlp002   duplicate  init     standby          normal        -          disconnection  -                      -

ポイント

  • rdbbcdcuコマンドのVオプションおよびbオプションでは、常にDCUを構成する2つのRLPを表示対象とします。

  • OnStat(オンライン・オフライン状態)がinit(初期状態)の場合、DBミラーリングサービスが一度も開始されておらず、モニタリングの対象となる主系RLPが決定していません。

  • OnStat(オンライン・オフライン状態)がterm(終了オフライン)の場合、DBミラーリングサービスが緊急停止状態のため、モニタリングの対象となるRLPはありません。