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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

3.5 ファイル構成

DBミラーリングシステムのファイル構成と役割について説明します。

アプリケーションサーバ

Connection Managerのファイル資源
表3.4 Connection Managerのファイル資源

ファイル資源名

役割

APC動作環境ファイル

Connection Managerの動作環境を定義するファイルです。

データベースサーバ

データベース二重化のファイル資源
表3.5 データベース二重化のファイル資源

ファイル資源名

役割

RLP(Rerun Log Pipeline)

RERUNログを送受信する実環境です。RLPには以下の資源があります。

  • RLP動作環境ファイル
    RLPの動作を設定するファイルです。

  • BC管理DB(BC管理スキーマ、RLP管理オブジェクト)
    コントローラの定義、運用情報を管理するデータベースです。

  • RLP定義ファイル
    RLPの構成要素を定義したファイルです。

  • RLM(Rerun Log Manager)
    コントローラがノード間で連携する時に利用するファイルです。

  • RLCファイル
    データベースの二重化を行う際にRERUNログを送付するために利用するファイルです。

  • RERUNログ抽出ファイル
    副系ノードでRLCファイルからRERUNログを取り出すときに格納するファイルです。

  • RERUNログ抽出作業域
    副系ノードでRLCファイルからRERUNログを取り出すときに一時的に利用するファイルを格納するディレクトリです。

  • RERUNログ引継ぎファイル
    副系ノードでRLCファイルからRERUNログを取り出すときに、RERUNログの情報を一時的に保存する際に利用するファイルです。

  • 資源識別子抽出ファイル
    データベースの二重化を行う際に両ノードのデータベース定義を関連付けるために利用するファイルです。

DBミラーリング動作環境ファイル

DBミラーリングシステムの動作環境を定義するファイルです。

BCログ管理ファイル

RLPの情報を管理するファイルです。

BC構成パラメタファイル

コントローラの動作環境を定義するファイルです。

モニタ管理ファイル

モニタデーモンを管理するファイルです。

作業域

退避データの転送時に使用する作業領域です。

Mirroring Controllerも上記のファイル資源を使用します。

上記以外のSymfoware Serverのファイル資源

参照

Symfoware Serverのファイル資源と構成は、“解説書”を参照してください。