DBミラーリングシステムのプロセス構成と役割について説明します。
以下に、各プロセスの関係を示します。
図3.3 DBミラーリングシステムのプロセス関係図
各プロセスの配置場所と役割について示します。
プロセス名 | 配置場所 | 役割 |
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モニタデーモン | データベースサーバ | データベースの二重化の制御とシステムの状態監視を行うプロセスです。両ノードのモニタデーモン間を連携して運用を制御します。
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コントローラ | データベースサーバ | データベースエンジン内で二重化の実処理を行うプロセスです。両ノードのコントローラが連携してデータベースの二重化を実施しています。運用はモニタデーモンによって制御されます。 |
監視プロセス (Connection Manager) | データベースサーバ | 監視プロセスは、Connection Managerのプロセスです。アプリケーションサーバとデータベースサーバの相互ダウン監視を行います。 |
APCプロセス (Connection Manager) | アプリケーションサーバ | APCプロセスは、Connection Managerのプロセスです。APCプロセスは、アプリケーションからの要求を受け付け、データベースサーバ上のSymfoware Serverへ処理を依頼します。 |
Symfoware/RDB | データベースサーバ | リレーショナルデータベースを処理するSymfoware Serverの機能です。 |