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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

3.3 DBミラーリングシステムを構成する機能およびネットワーク

Symfoware Serverを利用したDBミラーリングシステムの運用を構成する製品、機能、および利用するネットワークを説明します。

DBミラーリングシステムを構成する機能

DBミラーリングシステムを構成する製品、機能、およびネットワークを以下に示します。

図3.2 DBミラーリングシステムの構成

注) オプションとしてMirroring Controllerを追加可能

DBミラーリングシステムは、以下の機能から構成されます。

表3.1 DBミラーリングシステムを構成する製品および機能

製品名/機能名

説明

Symfoware Server
または
Symfoware/RDB

高性能データベースエンジンによりデータの運用管理を行うミドルウェア製品/機能です。

Connection Manager

データベースへのアクセス制御を行う機能です。

DBミラーリングシステムが利用するネットワーク

DBミラーリングシステムは、以下のネットワークを利用します。

表3.2 DBミラーリングシステムが利用するネットワーク

ネットワークの種類

目的

業務用のLAN

業務を運用する際に利用する通常のネットワークです。

管理用およびデータ転送用のLAN (注)

正系ノード、副系ノードのSymfoware Serverのデータベース二重化機能が状態監視や制御、データベースを二重化するために利用するネットワークです。

注) 管理用のLANとデータ転送用のLANは、1系統のLANを共用して使用する構成と、2系統のLANを使用する構成のいずれかを選択できます。
2系統のLAN構成において、片方のLANに異常が発生した場合は、もう片方の正常なLANを使用して運用を継続します。このため、2系統のLAN構成を推奨します。