DBミラーリングシステムを利用して運用する業務システムの構成を、三階層モデルに当てはめると以下のようになります。
業務アプリケーションは、アプリケーションサーバに配置され、プレゼンテーション層とアプリケーション層の実装を行います。そこにクライアントアプリケーションが接続し、業務が運用するサービスを利用します。
データベースは、データベースサーバに配置され、データ層の実装を行います。データ層では、業務アプリケーションで利用するデータの管理を行います。
DBミラーリングシステムは、データ層でデータベースの二重化を行います。
なお、DBミラーリングシステムでは、業務で利用されるデータベースサーバを正系ノード、そこに配置されるデータベースを正本のデータベース、ミラーリングしているデータベースサーバを副系ノード、そこに配置されるデータベースを副本のデータベースと呼びます。