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PRIMECLUSTER  Web-Based Admin View操作手引書 4.7

B.1 トラブル対処方法

Web-Based Admin Viewのトラブルについて、対処方法を記述します。

なお、各現象の対処方法を行う前に、"1"の対処方法を必ず確認してください。

現象No

現象内容

1

Web-Based Admin View画面が起動できない。また、起動できても、画面が正しく表示されなかったり0001~0005、0076のダイアログメッセージが表示されたりする。

現象2

0003、0007のダイアログメッセージの確認を選択しても画面が切り替わらない。または、以前に接続した管理サーバへ再接続をしようとすると画面がハングする。

3

管理サーバ、監視ノードのJavaコンソール、またはJava実行ログに“FJSVwvbs: OutOfMemoryError”のようなメッセージが出力されることがある。

4

Javaアプリケーション(Web-Based Admin View画面)を起動して管理サーバへアクセスしようとすると、0005のダイアログメッセージが表示されWeb-Based Admin View画面が表示されない。または、ダイアログメッセージも表示されない。

現象5

業務で使用しているLANのIPアドレスを変更したらWeb-Based Admin Viewが動作しなくなった。

現象6

各製品のノード一覧の画面において、存在するはずの監視ノードが表示されない。

現象7

ダイアログメッセージに応答しても画面が切り替わらない。

8

Web-Based Admin View画面が表示されるまでに数分以上かかってしまう。または、表示されてもハングしたり、0001のダイアログメッセージが出力されることがある。

現象9

画面に表示される日本語文字が化けたり、表示されない。

現象10

Web-Based Admin Viewの起動、再起動、もしくはノードの起動時に、コンソールに”FJSVwvbs: webview.cnf abnormal"、または" Node process abnormal end.”のメッセージが出力され、Web-Based Admin Viewが起動されない。

現象11

Web-Based Admin Viewの起動、再起動時に、” WARNING: unrelated 'httpip' property.”のメッセージが出力される。

現象12

マニュアルパッケージを導入後にマニュアル表示を行っても、マニュアルのタイトルメニューが表示されない。または、マニュアルパッケージを削除しても、マニュアルのタイトルメニューに残っている。

現象13

管理サーバとの接続が切れても、クライアント上に0003または0007のダイアログメッセージが表示されないことがある。

現象14

Javaアプリケーション(Web-Based Admin View画面)を起動して管理サーバへアクセスしようとすると、0006のダイアログメッセージが表示されWeb-Based Admin View画面が表示されない。

現象15

認証ダイアログでユーザIDとパスワードを入力すると、0016のダイアログメッセージが表示され、認証に失敗する。

現象16

「PRIMECLUSTER Global File Services 説明書」が、マニュアルメニューから表示されない。

現象17

Web-Based Admin Viewのインストール後、初めて各操作メニューから運用管理画面の起動を行った場合に、クラスタノードが表示されない、またはアクセスエラーが発生することがある。

現象18

Web-Based Admin ViewやWeb-Based Admin View上の各運用管理ビュー(GDS運用管理ビュー、GFS運用管理ビューなど)が操作の途中で使用できなくなったり、操作の途中で管理サーバとの接続が切断される。

現象19

各運用管理ビュー(GDS運用管理ビュー、GFS運用管理ビューなど)を表示中に、クライアントマシンのハードウェアリセットやネットワークの切断が発生し復旧した後、Web-Based Admin Viewにログインできなくなる。

現象20

管理サーバと監視ノードの間でネットワーク切断が発生し復旧した後、各製品のノード一覧の画面に監視ノードが表示されないことがある。

現象21

NoClassDefFoundErrが表示され、Web-Based Admin View画面が起動できない。

GFS : Global File Services
GDS : Global Disk Services

現象1 : Web-Based Admin View画面が起動できない。また、起動できても、画面が正しく表示されなかったり0001~0005、0076のダイアログメッセージが表示されたりする。

No

対処方法

以下の点を確認してください。

ショートカットに設定した接続情報に誤りはないか

IPアドレスの指定方法に誤りはないか

"7.2.1 httpポート番号を変更する"を参照し、現在設定されているhttpポート番号を確認してください。

管理サーバ上でWeb-Based Admin Viewが起動されているかどうかを確認します。

psコマンドを実行して、以下のプロセスが正しく起動されているかを確認します。

【その監視ノードが管理サーバを兼用している場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

<java_home>/bin/java -Dwebview.htdocs=/etc/opt/FJSVwvcnf/htdocs/FJSVwvbs -Xmx128m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webview.base.server.ServerMain /opt/FJSVwvbs

<java_home>:Web-Based Admin Viewの動作環境変数java_homeの設定値です。

【その監視ノードが管理サーバを兼用していない場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

起動されていないプロセスが1つでも存在する場合には対処方法9~11に従ってください。

クライアントのOSのバージョンによっては時々ハングしてしまうことがあります。その場合には、OSを再起動し、管理サーバに再アクセスを行ってください。

各製品のインストールガイドを参照し、必要なパッケージがすべて正しくインストールされているかどうかを確認してください。

slew モードによるゆっくりとした時刻同期が行われるように NTP の設定を変更してください。

プロキシサーバ経由でアクセスしていないかどうか確認してください。

また、アクセスしようとしている管理サーバのホスト名と対応するIPアドレスの両方ともが、プロキシを経由しない設定にしてください。

すべてのノードにおいて、miphttpip、管理サーバのIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

●自ホストを識別するためのIPアドレス、またはホスト名

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

local:mip <IPアドレス、またはホスト名>

●クライアント向けに使用するIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

local:httpip <IPアドレス>

●プライマリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server <IPアドレス>

●セカンダリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

sys:secondary-server <IPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"または"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、正しいアドレスを設定してください。

9

"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

10

すべての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview.cnf、wvlocal.cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:out-time:0

usr:c-tlog-debug:off

usr:look-and-feel:Metal

sys:_serialID:<IPアドレス、またはホスト名>@XXXX.XX.XX XX:XX:XX.XXX

sys:http-home:

sys:s-tlog-debug:on

sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar

sys:health-time:10

sys:keep-time:10

sys:tophtml-suffix:html

sys:httpdif:hme0

sys:n-tlog-debug:on

sys:s-llog-vol:100

sys:n-tlog-vol:200

sys:s-tlog-vol:200

sys:acsif:hme0

sys:s-olog-vol:100

sys:s-elog-vol:100

sys:rmi-cmdread-timer:900

sys:n-pending-events:100

sys:retry-time:30

sys:cluster-lib-path:

sys:cluster-path:

sys:s-llog-num:2

sys:n-tlog-num:5

sys:s-tlog-num:5

sys:group-addr:<IPアドレス>

sys:s-olog-num:5

sys:s-elog-num:2

sys:rmi-cmdwait-timer:900

sys:server-ha:off

sys:secondary-server:<IPアドレス>

sys:primary-server:<IPアドレス>

sys:s-java-option:-Xmx128m

/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnfの例

local:classpath:

local:cluster-path:

local:cluster-lib-path:

local:mip:<IPアドレス、またはホスト名>

local:httpip:<IPアドレス>

local:server-election:on

local:java_home:/opt/FJSVwvbs/jre

local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server

local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfやwvlocal.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfやwvlocal.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従ってすべての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "7.1 ネットワークアドレスの変更"を参照し、そのノード上のWeb-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを設定してください。

  2. "7.3 管理サーバの変更"を参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。

  3. "7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。

  4. "7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"のコマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。

  5. "6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

11

Firewall によりクライアント-管理サーバ間の通信が遮断されている可能性があります。管理サーバで、Firewall として firewalld 、 iptables 、ip6tables 、 または nftables を使用する場合、 Web-Based Admin View が使用するポート番号の通信を許可してください。

Web-Based Admin View が使用するポート番号は、"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照してください。

12

PRIMECLUSTER をクラウド環境に構築している場合、各クラウドのセキュリティグループの設定を見直してください。

“PRIMECLUSTER 導入運用手引書 <Cloud Services 編>”の各クラウドのセキュリティグループの設定を参照してください。

現象2 :0003、0007のダイアログメッセージ確認を選択しても画面が切り替わらない。または、以前に接続した管理サーバへ再接続をしようとすると画面がハングする。

No

対処方法

"3.1.3.2 Java アプリケーションを設定する" を参照し、管理サーバへの自動接続を "no" に設定してから、Web-Based Admin View 画面を再起動して再アクセスしてください。

現象3 : 管理サーバ、監視ノードのJavaコンソール、またはJava実行ログに“FJSVwvbs: OutOfMemoryError”のようなメッセージが出力されることがある。

No

対処方法

発生した管理サーバ、または監視ノードで、Web-Based Admin Viewを再起動し、クライアントのWeb-Based Admin View 画面も再起動した後、再度アクセスしてください。

参照

Web-Based Admin Viewの再起動の方法については、"6.2 再起動"を参照してください。

以下の手順でJavaが使用するメモリのヒープサイズを変更してください。

1. Web-Based Admin View を停止する。

参照

Web-Based Admin View の停止方法については、"6.1 停止"を参照してください。

2. ヒープサイズを変更する

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam s-java-option -Xmx<サイズ>m

<サイズ>:ヒープサイズ。初期値は128Mbyteです。

例:ヒープサイズを256Mbyteに変更する場合

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam s-java-option -Xmx256m

3. Web-Based Admin View を再起動する。

参照

Web-Based Admin Viewの再起動の方法については、"6.2 再起動"を参照してください。

現象4 : Javaアプリケーション(Web-Based Admin View画面)を起動して管理サーバへアクセスしようとすると、0005のダイアログメッセージが表示されWeb-Based Admin View画面が表示されない。または、ダイアログメッセージも表示されない。

No

対処方法

uname -nで表示されるホスト名(自ホストの名前)とIPアドレスの組み合わせが /etc/hosts ファイルか、DNSに登録されているかを確認します。

自ホストの名前とIPアドレスの組み合わせが解決できるように /etc/hosts ファイルか、DNSに登録してください。

管理サーバ上でWeb-Based Admin Viewが起動されているかどうかを確認します。

psコマンドを実行して、以下のプロセスが正しく起動されているかを確認します。

【その監視ノードが管理サーバを兼用している場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

<java_home>/bin/java -Dwebview.htdocs=/etc/opt/FJSVwvcnf/htdocs/FJSVwvbs -Xmx128m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webview.base.server.ServerMain /opt/FJSVwvbs

<java_home>:Web-Based Admin Viewの動作環境変数java_homeの設定値です。

【その監視ノードが管理サーバを兼用していない場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

起動されていないプロセスが1つでも存在する場合には対処方法6~7に従ってください。

すべてのノードにおいて、miphttpip、管理サーバのIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

●自ホストを識別するためのIPアドレス、またはホスト名

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

local:mip <IPアドレス、またはホスト名>

●クライアント向けに使用するIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

local:httpip <IPアドレス>

●プライマリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server <IPアドレス>

●セカンダリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

sys:secondary-server <IPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"または"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、正しいアドレスを設定してください。

1.以下のファイルのレコードのVALUEの値を確認します。

ファイル:/etc/opt/FJSVwvbs/etc/WebView.html

レコード:<PARAM NAME=port VALUE="????">

2.以下のコマンドを実行します。

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetport fjwv_c

手順2.のコマンド出力が1.のVALUEの値????と同じであれば、対処方法6に従います。

手順2.のコマンド出力が1.のVALUEの値????と異なっていれば、"7.2.2 RMIポート番号を変更する"に従ってfjwv_cのRMIポート番号を変更します。

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetport fjwv_c=<RMIポート番号>

なお、fjwv_cのRMIポート番号の初期値は9799です。

ポート番号を変更した場合には、"6.2 再起動"を参照して、Web-Based Admin Viewを必ず再起動してください。

"3.1.3.2 Java アプリケーションを設定する" に記載の環境設定ファイル (WVStartup.properties)を編集し、パラメタ "initialwait" に現在の値 (省略値は60) より大きい値を設定してください。

本パラメタを設定することで、クライアントからサーバへの接続の最大待ち時間を変更できます。

ファイル配置場所:

Windowsログインユーザのホームフォルダ配下のインストール先フォルダ

(例: C:¥Users¥[ユーザ名]¥AppData¥Local¥Programs¥PRIMECLUSTER Web-Based Admin View Startup¥)

ファイル名:

WVStartup.properties

パラメタ:

initialwait

機能:

接続最大待ち時間(秒数)

設定可能値:

数値(省略値:60)

設定例 (WVStartup.propertiesファイルの内容):

initialwait = 120

"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

すべての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview.cnf、wvlocal.cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:out-time:0

usr:c-tlog-debug:off

usr:look-and-feel:Metal

sys:_serialID:<IPアドレス、またはホスト名>@XXXX.XX.XX XX:XX:XX.XXX

sys:http-home:

sys:s-tlog-debug:on

sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar

sys:health-time:10

sys:keep-time:10

sys:tophtml-suffix:html

sys:httpdif:hme0

sys:n-tlog-debug:on

sys:s-llog-vol:100

sys:n-tlog-vol:200

sys:s-tlog-vol:200

sys:acsif:hme0

sys:s-olog-vol:100

sys:s-elog-vol:100

sys:rmi-cmdread-timer:900

sys:n-pending-events:100

sys:retry-time:30

sys:cluster-lib-path:

sys:cluster-path:

sys:s-llog-num:2

sys:n-tlog-num:5

sys:s-tlog-num:5

sys:group-addr:<IPアドレス>

sys:s-olog-num:5

sys:s-elog-num:2

sys:rmi-cmdwait-timer:900

sys:server-ha:off

sys:secondary-server:<IPアドレス>

sys:primary-server:<IPアドレス>

sys:s-java-option:-Xmx128m

/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnfの例

local:classpath:

local:cluster-path:

local:cluster-lib-path:

local:mip:<IPアドレス、またはホスト名>

local:httpip:<IPアドレス>

local:server-election:on

local:java_home:/opt/FJSVwvbs/jre

local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server

local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfやwvlocal.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfやwvlocal.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従ってすべての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "7.1 ネットワークアドレスの変更"を参照し、そのノード上のWeb-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを設定してください。

  2. "7.3 管理サーバの変更"を参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。

  3. "7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。

  4. "7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"のコマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。

  5. "6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

現象5 : 業務で使用しているLANのIPアドレスを変更したらWeb-Based Admin Viewが動作しなくなった。

No

対処方法

"7.1 ネットワークアドレスの変更"に従って、Web-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを変更してください。さらに、"7.3 管理サーバの変更"、"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、管理サーバの設定とクライアント向けに公開するIPアドレスを再設定してください。

現象6 : 各製品のノード一覧の画面において、存在するはずの監視ノードが表示されない。

No

対処方法

"7.1 ネットワークアドレスの変更"に従って、Web-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを変更してください。さらに、"7.3 管理サーバの変更"、"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、管理サーバの設定とクライアント向けに公開するIPアドレスを再設定してください。その上で、"6.2 再起動"に従って、Web-Based Admin Viewを再起動してください。

現象7 : ダイアログメッセージに応答しても画面が切り替わらない。

No

対処方法

Web-Based Admin Viewの画面の右領域の絵が赤くなっている場合、赤い絵をクリックすると、隠れている他のダイアログメッセージが表示される場合があります。ダイアログメッセージが他のウィンドウの下に隠れて表示されても、そのことが確実にわかるようにするため、ディスプレイ上でWeb-Based Admin View画面の右側の絵が常に見えるようにしておいてください。

現象8 : Web-Based Admin View画面が表示されるまでに数分以上かかってしまう。または、表示されてもハングしたり、0001のダイアログメッセージが出力されることがある。

No

対処方法

動作環境設定のシステム環境の[クライアント・管理サーバ間接続監視時間]を大きくしてください。

uname -nで表示されるホスト名(自ホストの名前)とIPアドレスの組み合わせが /etc/hosts ファイルか、DNSに登録されているかを確認します。

自ホストの名前とIPアドレスの組み合わせが解決できるように /etc/hosts ファイルか、DNSに登録してください。

管理サーバ上でWeb-Based Admin Viewが起動されているかどうかを確認します。

psコマンドを実行して、以下のプロセスが正しく起動されているかを確認します。

【その監視ノードが管理サーバを兼用している場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

<java_home>/bin/java -Dwebview.htdocs=/etc/opt/FJSVwvcnf/htdocs/FJSVwvbs -Xmx128m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webview.base.server.ServerMain /opt/FJSVwvbs

<java_home>:Web-Based Admin Viewの動作環境変数java_homeの設定値です。

【その監視ノードが管理サーバを兼用していない場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

起動されていないプロセスが1つでも存在する場合には対処方法6~7に従ってください。

すべてのノードにおいて、miphttpip、管理サーバのIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

●自ホストを識別するためのIPアドレス、またはホスト名

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

local:mip <IPアドレス、またはホスト名>

●クライアント向けに使用するIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

local:httpip <IPアドレス>

●プライマリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server <IPアドレス>

●セカンダリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

sys:secondary-server <IPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"または"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、正しいアドレスを設定してください。

"3.1.3.2 Java アプリケーションを設定する" に記載の環境設定ファイル (WVStartup.properties)を編集し、パラメタ "initialwait" に60より大きい値を設定してください。

本パラメタを設定することで、クライアントからサーバへの接続の最大待ち時間を変更できます。

ファイル配置場所:

Windowsログインユーザのホームフォルダ配下のインストール先フォルダ

(例: C:¥Users¥[ユーザ名]¥AppData¥Local¥Programs¥PRIMECLUSTER Web-Based Admin View Startup¥)

ファイル名:

WVStartup.properties

パラメタ:

initialwait

機能:

接続最大待ち時間(秒数)

設定可能値:

数値(省略値:60)

設定例 (WVStartup.propertiesファイルの内容):

initialwait = 120

"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

すべての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview.cnf、wvlocal.cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:out-time:0

usr:c-tlog-debug:off

usr:look-and-feel:Metal

sys:_serialID:<IPアドレス、またはホスト名>@XXXX.XX.XX XX:XX:XX.XXX

sys:http-home:

sys:s-tlog-debug:on

sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar

sys:health-time:10

sys:keep-time:10

sys:tophtml-suffix:html

sys:httpdif:hme0

sys:n-tlog-debug:on

sys:s-llog-vol:100

sys:n-tlog-vol:200

sys:s-tlog-vol:200

sys:acsif:hme0

sys:s-olog-vol:100

sys:s-elog-vol:100

sys:rmi-cmdread-timer:900

sys:n-pending-events:100

sys:retry-time:30

sys:cluster-lib-path:

sys:cluster-path:

sys:s-llog-num:2

sys:n-tlog-num:5

sys:s-tlog-num:5

sys:group-addr:<IPアドレス>

sys:s-olog-num:5

sys:s-elog-num:2

sys:rmi-cmdwait-timer:900

sys:server-ha:off

sys:secondary-server:<IPアドレス>

sys:primary-server:<IPアドレス>

sys:s-java-option:-Xmx128m

/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnfの例

local:classpath:

local:cluster-path:

local:cluster-lib-path:

local:mip:<IPアドレス、またはホスト名>

local:httpip:<IPアドレス>

local:server-election:on

local:java_home:/opt/FJSVwvbs/jre

local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server

local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfやwvlocal.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfやwvlocal.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従ってすべての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "7.1 ネットワークアドレスの変更"を参照し、そのノード上のWeb-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを設定してください。

  2. "7.3 管理サーバの変更"を参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。

  3. "7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。

  4. "7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"のコマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。

  5. "6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

現象9: 画面に表示される日本語文字が化けたり、表示されない。

No

対処方法

日本語環境が整っていないクライアントを使用している可能性があります。その場合は、環境を確認し、適切な環境のクライアントを使用してください。

使用している環境とWeb-Based Admin Viewが推奨する表示言語については、"4.3.1 表示設定"を参照してください。

現象10 : Web-Based Admin Viewの起動、再起動、もしくはノードの起動時に、コンソールに”FJSVwvbs: webview.cnf abnormal"または" Node process abnormal end.”のメッセージが出力され、Web-Based Admin Viewが起動されない。

No

対処方法

すべてのノードにおいて、miphttpip、管理サーバのIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

●自ホストを識別するためのIPアドレス、またはホスト名

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

local:mip <IPアドレス、またはホスト名>

●クライアント向けに使用するIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

local:httpip <IPアドレス>

●プライマリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server <IPアドレス>

●セカンダリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

sys:secondary-server <IPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"または"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、正しいアドレスを設定してください。

"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

すべての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview.cnf、wvlocal.cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:out-time:0

usr:c-tlog-debug:off

usr:look-and-feel:Metal

sys:_serialID:<IPアドレス、またはホスト名>@XXXX.XX.XX XX:XX:XX.XXX

sys:http-home:

sys:s-tlog-debug:on

sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar

sys:health-time:10

sys:keep-time:10

sys:tophtml-suffix:html

sys:httpdif:hme0

sys:n-tlog-debug:on

sys:s-llog-vol:100

sys:n-tlog-vol:200

sys:s-tlog-vol:200

sys:acsif:hme0

sys:s-olog-vol:100

sys:s-elog-vol:100

sys:rmi-cmdread-timer:900

sys:n-pending-events:100

sys:retry-time:30

sys:cluster-lib-path:

sys:cluster-path:

sys:s-llog-num:2

sys:n-tlog-num:5

sys:s-tlog-num:5

sys:group-addr:<IPアドレス>

sys:s-olog-num:5

sys:s-elog-num:2

sys:rmi-cmdwait-timer:900

sys:server-ha:off

sys:secondary-server:<IPアドレス>

sys:primary-server:<IPアドレス>

sys:s-java-option:-Xmx128m

/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnfの例

local:classpath:

local:cluster-path:

local:cluster-lib-path:

local:mip:<IPアドレス、またはホスト名>

local:httpip:<IPアドレス>

local:server-election:on

local:java_home:/opt/FJSVwvbs/jre

local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server

local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfやwvlocal.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfやwvlocal.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従ってすべての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "7.1 ネットワークアドレスの変更"を参照し、そのノード上のWeb-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを設定してください。

  2. "7.3 管理サーバの変更"を参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。

  3. "7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。

  4. "7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"のコマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。

  5. "6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

現象11: Web-Based Admin Viewの起動、再起動時に、 WARNING: unrelated 'httpip' property.のメッセージが出力される。

No

対処方法

"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、管理サーバにおいてクライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスが正しく設定されていることを確認してください。

現象12: マニュアルパッケージを導入後にマニュアル表示を行っても、マニュアルのタイトルメニューが表示されない。または、マニュアルパッケージを削除しても、マニュアルのタイトルメニューに残っている。

No

対処方法

Web-Based Admin View起動後に導入、または削除されたマニュアルコンテンツは、Web-Based Admin Viewを再起動しないと有効になりません。"6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動した後、クライアントから再アクセスしてください。

現象13: 管理サーバとの接続が切れても、クライアント上に0003または0007のダイアログメッセージが表示されないことがある。

No

対処方法

Web-Based Admin View画面を再起動して、管理サーバに再アクセスしてください。

現象14: Javaアプリケーション(Web-Based Admin View画面)を起動して管理サーバへアクセスしようとすると、0006のダイアログメッセージが表示されWeb-Based Admin View画面が表示されない。

No

対処方法

管理サーバ上でWeb-Based Admin Viewが起動されているかどうかを確認します。

psコマンドを実行して、以下のプロセスが正しく起動されているかを確認します。

【その監視ノードが管理サーバを兼用している場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

<java_home>/bin/java -Dwebview.htdocs=/etc/opt/FJSVwvcnf/htdocs/FJSVwvbs -Xmx128m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webview.base.server.ServerMain /opt/FJSVwvbs

<java_home>:Web-Based Admin Viewの動作環境変数java_homeの設定値です。

【その監視ノードが管理サーバを兼用していない場合】

wvAgent /opt/FJSVwvbs

wvAgent /opt/FJSVwvbs

/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b <IPアドレス、またはホスト名> -p <ポート番号>

起動されていないプロセスが1つでも存在する場合には対処方法3~5に従ってください。

すべてのノードにおいて、miphttpip、管理サーバのIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

●自ホストを識別するためのIPアドレス、またはホスト名

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

local:mip <IPアドレス、またはホスト名>

●クライアント向けに使用するIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

local:httpip <IPアドレス>

●プライマリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server <IPアドレス>

●セカンダリ管理サーバのIPアドレス

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

sys:secondary-server <IPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"7.1 ネットワークアドレスの変更"、"7.3 管理サーバの変更"または"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照して、正しいアドレスを設定してください。

"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

すべての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview.cnf、wvlocal.cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:out-time:0

usr:c-tlog-debug:off

usr:look-and-feel:Metal

sys:_serialID:<IPアドレス、またはホスト名>@XXXX.XX.XX XX:XX:XX.XXX

sys:http-home:

sys:s-tlog-debug:on

sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar

sys:health-time:10

sys:keep-time:10

sys:tophtml-suffix:html

sys:httpdif:hme0

sys:n-tlog-debug:on

sys:s-llog-vol:100

sys:n-tlog-vol:200

sys:s-tlog-vol:200

sys:acsif:hme0

sys:s-olog-vol:100

sys:s-elog-vol:100

sys:rmi-cmdread-timer:900

sys:n-pending-events:100

sys:retry-time:30

sys:cluster-lib-path:

sys:cluster-path:

sys:s-llog-num:2

sys:n-tlog-num:5

sys:s-tlog-num:5

sys:group-addr:<IPアドレス>

sys:s-olog-num:5

sys:s-elog-num:2

sys:rmi-cmdwait-timer:900

sys:server-ha:off

sys:secondary-server:<IPアドレス>

sys:primary-server:<IPアドレス>

sys:s-java-option:-Xmx128m

/etc/opt/FJSVwvbs/etc/wvlocal.cnfの例

local:classpath:

local:cluster-path:

local:cluster-lib-path:

local:mip:<IPアドレス、またはホスト名>

local:httpip:<IPアドレス>

local:server-election:on

local:java_home:/opt/FJSVwvbs/jre

local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server

local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfやwvlocal.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfやwvlocal.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従ってすべての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "7.1 ネットワークアドレスの変更"を参照し、そのノード上のWeb-Based Admin Viewで使用するネットワークアドレスを設定してください。

  2. "7.3 管理サーバの変更"を参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。

  3. "7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。

  4. "7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"のコマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。

  5. "6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

クライアントから Firewall および NAT を経由して PRIMECLUSTER が導入されている各ノードにアクセスしている可能性があります。

クライアントから Firewall および NAT を経由して PRIMECLUSTER が導入されている各ノードにアクセスしないでください。

現象15: 認証ダイアログでユーザIDとパスワードを入力すると、0016のダイアログメッセージが表示され、認証に失敗する。

No

対処方法

ログインするユーザIDとパスワードが、ユーザ登録処理で正しく登録されているかどうかを確認してください。

ユーザIDにパスワードを設定していない場合には、パスワードを設定してください。

いずれの対処方法にも該当しない場合、現在接続しているWeb-Based Admin Viewの管理サーバを再起動後、クライアントから再アクセスしてください。

Web-Based Admin Viewの管理サーバを再起動する方法については、"6.2 再起動"を参照してください。

現象16: 「PRIMECLUSTER Global File Services 説明書」が、マニュアルメニューから表示されない。

No

対処方法

GFS のマニュアルは、英語版と日本語版を同時に表示することはできません。"3.3.1 操作メニューの機能"の注意事項を参照し、GFS のマニュアルパッケージを再インストールしてください。

GFS : Global File Services

現象17: Web-Based Admin Viewのインストール後、初めて各操作メニューから運用管理画面の起動を行った場合に、クラスタノードが表示されない、またはアクセスエラーが発生することがある。

No

対処方法

以下の手順に従って、Web-Based Admin Viewインストール後のプライマリ、およびセカンダリ管理サーバの設定が行われているかどうかを確認してください。

確認方法については、"4.3.3 プライマリ管理サーバ"、および"4.3.4 セカンダリ管理サーバ"を参照してください。

Web-Based Admin View画面の右上の[セカンダリ]管理サーバ情報欄に何が表示されているかを確認してください。

  • 情報が表示されていない場合

    • セカンダリ管理サーバに問題がないか(停止または、パニックしていないか)を確認し、結果に応じて、以下の対処を行ってください。

  • 問題がある場合

    • 該当するならばノードが停止した原因を調査し対処を行ってください。

  • 問題がない場合

    • "7.3 管理サーバの変更"を参照して、プライマリ管理サーバおよびセカンダリ管理サーバを設定を行ってください。

  • "Down"と表示されている場合

    • 停止やパニックしているノードがないか、各製品のパッケージが正しくインストールされているかを確認し、問題があれば対応を行ってください。

現象18:  Web-Based Admin ViewやWeb-Based Admin View上の各運用管理ビュー(GDS運用管理ビュー、GFS運用管理ビューなど)が操作の途中で使用できなくなったり、操作の途中で管理サーバとの接続が切断される。

No

対処方法

Web-Based Admin Viewが使用するポート番号と他製品が使用しているポート番号が重複していないか確認してください。

Web-Based Admin Viewが使用するポート番号を確認します。

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetport

fjwv-h=8081

fjwv_s=9798

fjwv_n=9797

fjwv_c=9799

fjwv_g=9796

これらのポート番号が他製品と重複して使用している場合は、"7.2 ネットワークサービスポート番号の変更"を参照し、ポート番号の変更を行ってください。

現象19:  各運用管理ビュー(GDS運用管理ビュー、GFS運用管理ビューなど)を表示中に、クライアントマシンのハードウェアリセットやネットワークの切断が発生し復旧した後、Web-Based Admin Viewにログインできなくなる。

No

対処方法

"6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

現象20:  管理サーバと監視ノードの間でネットワーク切断が発生し復旧した後、各製品のノード一覧の画面に監視ノードが表示されないことがある。

No

対処方法

"6.2 再起動"を参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

現象21:  NoClassDefFoundErrが表示され、Web-Based Admin View画面が起動できない。

No

対処方法

クライアント上で以下のIPv4をアンインストール(IPv4を削除)する操作が実施されている可能性があります。

netsh interface ipv4 uninstall

IPv4のアンインストールを実施してしまった場合は、再度IPv4のインストールを実施してください。

netsh interface ipv4 install