カーネルデバッガでブレークポイントを仕掛け、 OSカーネルの動作を一時的に停止した場合、CFのハートビートが停止します。以下の図では、ノードCがカーネルデバッガに置かれた時間が長すぎるため、停止ノードのように見えます。 ノードAとBはノードCの状態をLEFTCLUSTERと判断しました。
図5.3 カーネルデバッガに置かれた時間が長すぎるノードC
この状況から回復するには、以下の手順を実行する必要があります。
ノードを停止し、再起動します。
ノードCがクラスタの参入に失敗し、停止および再起動後にLEFTCLUSTER状態が継続している場合は、ノードAまたはノードBでCluster Adminを起動します。
GUIのCF部分でプルダウンメニューの [ツール] - [ノードにDOWNマークを付ける] を選択して、ノードCにDOWNマークを付けます。
ノードがクラスタに参入したことを確認します。