特定のノードがパニック状態になる、もしくはハングアップすると、LEFTCLUSTER状態が発生する場合があります。この場合は、次の手順に従ってLEFTCLUSTER状態を回復します。
ノードが実際に停止していることを確認します。ノードがパニック状態となりその後復旧してきた場合は、手順2に進んでください。再起動されない場合には、ノードを停止してください。以降の説明では、このLEFTCLUSTER状態にあるノードを、違反ノードと呼びます。
違反ノードが停止している間に、Cluster Admin GUIを使用してクラスタ内で稼動しているノードの1つにログインします。CFメインウィンドウを表示し、プルダウンメニューの[ツール]-[ノードにDOWNマークを付ける]を選択し、違反ノードにDOWNマークを付けます。
この処理は、以下のコマンドをコマンド行から実行することによっても行えます。
#cftool -k
違反ノードを再起動します。このノードは再起動時に自動的にクラスタに再参入します。
ポイント
違反ノードを再起動した場合、そのノードが再参入できるように、ノードの状態を自動的にLEFTCLUSTER状態からDOWN状態に変更します。