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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.7

1.2 CIP構成定義ファイル

CIP構成は、“1.1 CF、CIP、およびCIMの構成設定”で説明した構成設定により作成され、クラスタの各ノード上で/etc/cip.cfに格納されます。また、このファイルは手動で編集する場合もあります。

CIP構成定義ファイルのエントリは以下のフォーマットです。

cfname CIP_Interface_Info [ CIP_Interface_Info ... ] [IPv6]

たとえば、“1.1.4 クラスタの作成例”で実行したCIP構成設定により、以下のCIP構成定義ファイルが作成されます。

fuji2   fuji2RMS:netmask:255.255.255.0
fuji3   fuji3RMS:netmask:255.255.255.0

この例にはありませんが、CIP構文では、1つのノードに対して複数のCIPインタフェースを1行で定義できます。cip.cfファイルの詳細については、cip.cfのマニュアルページを参照してください。

cip.cfファイルを手動で変更する場合は、すべてのノード上にファイルが存在していて、すべてのノードがファイル内で指定されていることを確認してください。クラスタ内のすべてのノードに対して変更したファイルをコピーしてください。CIP構成定義ファイルに対する変更は、CIPを停止して再起動するまで有効になりません。

CIP を使用する、すべてのアプリケーションを停止したあとに、CFの停止、起動を行うことで、CIPを再起動してください。

CFの停止方法、および起動方法については、“4.6 CFの起動と停止”を参照してください。