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Symfoware Server V12.7.0 XQueryリファレンス
FUJITSU Software

2.1.2 トークン

機能

XQueryの問合せを構成する最小単位を指定します。

記述形式

非区切りトークン

区切りトークン

参照項番

一般規則

非区切りトークン

非区切りトークンは、それ単体でトークンを分離することができません。例えば、2つの非区切りトークン同士が隣接して並んでいる場合、その境界を一意に決定することはできません。そのため、2つの非区切りトークンが1つの非区切りトークンと認識されてしまいます。2つの非区切りトークンを分離するためには、2つのトークンの間に区切りトークンまたは空白文字を挿入する必要があります。

キーワード

キーワードはすべて小文字です。予約はされていません。つまり、キーワードと同じ文字列のQNameを指定することが可能です。キーワードの種類については“付録A キーワード一覧”を参照してください。

区切りトークン

区切りトークンは、それ単体でトークンを分離することができます。例えば、2つの区切りトークン同士、または区切りトークンと非区切りトークンが隣接して並んでいる場合であっても、その境界を一意に決定することができます。

区切り記号

区切り記号として指定できる特殊記号を以下に示します。

=

;

,

$

(

)

!=

<=

<

>=

>

@

..

*

[

]

.

/

//

"

'

+

使用例

例1:非区切りトークン

区切り記号“$”の後に、QName“variable_name”を指定する場合

$variable_name

キーワード“return”を表す場合

return

数値リテラル“40”を表す場合

40
例2:区切りトークン

文字列リテラル“"FUJITSU"”を表す場合

"FUJITSU"

区切り記号“.”を表す場合

.