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Symfoware Server V12.7.0 アップデート情報
FUJITSU Software

3.68 rdbmrdmpコマンド

変更内容

rdbmrdmpコマンドで退避データの破棄を行う際に、存在しないデータベース名、データベーススペース名、リカバリ制御ファイル配置ディレクトリ名を指定した場合、コマンドが正しく、復帰値1で終了するようになりました。

8.0.1以前

以下のいずれかの条件を満たしている場合、rdbmrdmpコマンドのDオプションを実行すると、メッセージqdg13175eを出力して復帰値0で終了します。

  • pオプションに、存在しないデータベース名またはデータベーススペース名を指定する。

  • fオプションに、存在しないリカバリ制御ファイル配置ディレクトリ名を指定する。

9.0.0以降

8.0.1以前”で示した条件の場合、rdbmrdmpコマンドのDオプションを実行すると、コマンドが同じくメッセージqdg13175eを出力して復帰値1で終了します。

非互換

8.0.1以前”で示した条件の場合、8.0.1以前では誤って復帰値0で終了していたrdbmrdmpコマンドが正しく復帰値1で終了します。

バージョンレベル

動作

8.0.1以前

復帰値0で終了

9.0.0以降

復帰値1で終了

対処方法

誤ったデータベース名、データベーススペース名、リカバリ制御ファイル配置ディレクトリ名を指定した際に、コマンドの復帰値が0かつメッセージqdg13175eを監視することで異常を検知する運用を行っていた場合に影響があります。

コマンドの復帰値が1の場合でも異常を検知するように運用を変更してください。