変更内容
正系ノードのDBミラーリングサービスの運用中に、rdbfmtコマンドによるDSIの初期化が行われても、コマンドが正常に動作するようになります。
また、その契機で副系ノードでDBミラーリングシステムによる同一のDSI名に対するDSIの初期化が行われます。
非互換
正系ノードのDBミラーリングサービスの運用中にrdbfmtコマンドによるDSIの初期化が行われた場合の、コマンドの振る舞いが以下のように変更になります。
コマンドの振る舞い | DBミラーリングサービスの状態(正系ノード) | ||||
---|---|---|---|---|---|
開始前 | 運用中 | リカバリ停止 | 通常停止 | 緊急停止 | |
V10.1.0 | ○ | × | × | ○ | ○ |
V11.0.0以降 | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
○:正常動作
復帰値0でコマンドが終了します。
×:エラー
システムメッセージ“qdg20273u”および“qdg12075u”を出力して、復帰値-2でコマンドが終了します。
対処方法
対処は不要です。
ただし、副系ノードでのDBミラーリングサービスのRERUNログ反映によるDSIの初期化を行わない場合には、DBミラーリングサービスの運用中に、正系ノードでrdbfmtコマンドを実行しないでください。