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Symfoware Server V12.7.0 アップデート情報
FUJITSU Software

3.29 DBミラーリングサービス運用中のDSIの初期化

変更内容

正系ノードのDBミラーリングサービスの運用中に、rdbfmtコマンドによるDSIの初期化が行われても、コマンドが正常に動作するようになります。
また、その契機で副系ノードでDBミラーリングシステムによる同一のDSI名に対するDSIの初期化が行われます。

非互換

正系ノードのDBミラーリングサービスの運用中にrdbfmtコマンドによるDSIの初期化が行われた場合の、コマンドの振る舞いが以下のように変更になります。

コマンドの振る舞い

DBミラーリングサービスの状態(正系ノード)

開始前

運用中

リカバリ停止

通常停止

緊急停止

V10.1.0

×

×

V11.0.0以降

×

○:正常動作
    復帰値0でコマンドが終了します。

×:エラー
    システムメッセージ“qdg20273u”および“qdg12075u”を出力して、復帰値-2でコマンドが終了します。

対処方法

対処は不要です。

ただし、副系ノードでのDBミラーリングサービスのRERUNログ反映によるDSIの初期化を行わない場合には、DBミラーリングサービスの運用中に、正系ノードでrdbfmtコマンドを実行しないでください。