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Linkexpress Replication optionV5.0L24 システム設計ガイド
FUJITSU Software

1.1.2 レプリケーションサービスについて

Linkexpress Replication optionでは、Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresを複写元データベースとする場合、データベースの更新によって取得された差分ログを、Linkexpress Replication optionのセットアップで作成したSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresの表に一時的に蓄積します。その表から、常駐しているレプリケーションのプロセスが、定期的に差分ログを差分ログファイルに収集します。

これらの複写元システムにおける一連の機能をレプリケーションサービスと呼びます。

レプリケーションサービスは、複写元システムでLinkexpress Replication optionのコマンドによって開始/停止します。

レプリケーションサービスの単位に以下が存在します。

参考

複写元システムのSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresの1つのデータベースクラスタに対して、1つのレプリケーションサービスでレプリケーション運用を行うことが可能です。ただし、1つのデータベースクラスタに対して、目的が異なる複数の分散システムを構築する場合は、レプリケーションサービスを目的ごとに複数構築することも可能です。

参照

  • レプリケーションサービスの開始および停止については、“導入運用ガイド”を参照してください。

  • レプリケーションのファイル資源については、“1.3 ファイル構成について”を参照してください。

注意

レプリケーション業務とレプリケーションサービスは異なります。レプリケーション業務は、レプリケーション運用を行う表や表のグループ単位に存在します。