Q0537:ドメインに参加していないにも関わらず、エージェントのインストールが失敗します。原因と対処方法を教えてください。
A0537:
エージェントのインストール時に、[クローニング機能を使用する]を選択していることが原因として考えられます。
関連する注意事項は、「マニュアル参照箇所」に記載されています。
[クローニング機能を使用する]を選択してエージェントをインストールする場合は、以下のすべての条件を満たす必要があります。
Administratorユーザーがドメインに参加していない
ローカルコンピュータのビルトインAdministratorユーザーが有効である
上記の条件を満たしていない場合は、以下の手順を実行してください。
エージェントのインストール時に、[クローニング機能を使用する]を選択せずにインストールします。
エージェントのインストール完了後に、クローニングの設定を実施します。
以下を参照し、ライセンス情報定義ファイル(sysprep.infまたはactivation.dat)を編集してください。
参照
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 採取」
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.5.1 採取・登録」
「操作ガイド VE」の「12.2 採取」
「操作ガイド VE」の「7.2 採取」
また、クローニングイメージを採取する場合は、以下の条件を満たす必要があります。
ローカルコンピュータのビルトインAdministratorユーザーが有効である
クローニングイメージの採取前に、一時的にAdministratorユーザーを有効にする手法があります。
クローニングイメージの配付後に、必要に応じてAdministratorユーザーを無効化してください。
問題が解決しない場合は、以下の調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
rcxinstaller.log(インストールのログ)
Windows Server 2008の環境では以下に格納されています。
C:\Users\Administrator\AppData\Local
C:\Usersフォルダー配下で、"rcxinstaller.log"を検索しても構いません。
注意
インストールに失敗したあとに、[完了]ボタンをクリックするとrcxinstaller.logが削除されます。
このため、[完了]ボタンをクリックする前にrcxinstaller.logを採取してください。
AppDataフォルダーは隠しフォルダーです。事前に隠しフォルダーが表示されるように設定してください。
参照
「設計ガイド CE」の「第4章 システム構成の設計」の「注意」
「設計ガイド CE」の「2.6 システム構成」の「注意」
「設計ガイド CE」の「2.4.2.5 排他ソフトウェア」の「注意」
「設計ガイド CE」の「2.4.2.3 排他ソフトウェア」の「注意」
「導入ガイド CE」の「1.4.2.3 排他ソフトウェア」の「注意」
「設計ガイド VE」の「第4章 システム構成の設計」の「注意」
「設計ガイド VE」の「2.6 システム構成」の「注意」
「設計ガイド VE」の「2.4.2.5 排他ソフトウェア」の「注意」
「設計ガイド VE」の「2.4.2.3 排他ソフトウェア」の「注意」
「導入ガイド VE」の「1.4.2.3 排他ソフトウェア」の「注意」