「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。
sqcRPolicyを実行したときにSymfoware Analytics Serverの性能情報が収集可能な環境である場合、以下のメッセージを出力します。
(Success) : Middleware product <Symfoware Analytics Server> has been detected.
The configuration definitions for the detected middleware has been added.
(Success) : sqcRPolicy succeeded.sqcSetPolicyを実行した際に出力されるメッセージは以下のとおりです。
【Windows版】
This Computer Name is "<Hostname>" The policy has been set for the <Symfoware Analytics Server> (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
【UNIX版】
This Host Name is "<Hostname>" The policy has been set for the <Symfoware Analytics Server> (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
待ち状態のクライアントのコネクションに関して、何分以上を「待ち状態」と見なすか設定できます。定義方法については、「第7章 収集テンプレート」を参照してください。
この設定値に誤りがあった場合、以下のように警告が表示されます。このときSymfoware Analytics Serverは監視対象になりません。
【Windows版】
This Computer Name is "<Hostname>" (Warning) : <Symfoware Analytics Server> LONGCONNECT is wrong value (LONGCONNECT = xxx). (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
【UNIX版】
This Host Name is "<Hostname>" (Warning) : <Symfoware Analytics Server> LONGCONNECT is wrong value (LONGCONNECT = xxx). (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
注意
以下のバージョンの製品と連携する場合は、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行時に"Interstage Application Server"および "Systemwalker Operation Manager"が自動検出されます。
Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.0
sqcRPolicyにより自動検出できない場合は、再度「1.9.1 導入確認」および「1.9.2 定義方法」について確認してください。確認するときは、以下のインスタンスの状態や設定に注意してください。
収集対象のSymfoware Analytics Server（DWHサーバ）が起動しているか
収集テンプレートが正しく設定されているか
Symfoware Analytics Serverの設定によっては、イベントログ/syslogにエラーが出力されるものもあります。
Symfoware Analytics ServerはSymfoware Serverを同梱しており、デフォルトRDBシステムが存在しない状態で運用する場合があります。その際、収集ポリシーの作成を行ったときに、エラーメッセージ（qdg13315u）が出力される場合があります。
これはRDBシステムの構成を確認するために出力されるエラーメッセージです。収集ポリシー作成コマンドが正常終了した場合は問題ありません。
一度収集ポリシーのセットアップを実施した後に、Symfoware Analytics Serverのデータベース構成を変更した場合は、再度収集ポリシーの作成、「1.9.2 定義方法」の確認と必要に応じて再設定、および、収集ポリシーの適用を実施することで、Symfoware Analytics Serverのシステム構成に合わせた収集を実施してください。
また、再度収集ポリシーの作成と適用を実施した場合は、コンソールに反映が必要です。使用手引書（コンソール編）「Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。