ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.4 使用手引書

1.9 Symfoware Analytics Serverとの連携

■機能概要

Symfoware Analytics Serverの稼働状況をSystemwalker Service Quality Coordinatorで監視することにより、ボトルネックの可視化やリソースの需要予測ができます。


■収集間隔

収集間隔は、5分です。


■手順

連携を行うための手順を説明します。

注意

  • 本連携機能は、psql等のPostgreSQLのコマンドを実行することで収集ポリシーを作成し、性能情報を収集します。

    定義に誤りがある場合やセットアップ後にデータベース構成を変更した場合、psqlコマンドの実行が失敗するため、PostgreSQLの設定によってはイベントログ/syslogにエラーが出力される場合があります。

  • データベース名にマルチバイト文字を含む場合、性能情報の収集に使用するpostgreSQLのコマンドが動作しないため、本製品での監視はできません。

  • 以下のバージョンレベルの製品と連携する場合、かつ、これらの製品のアーカイブファイルの設定が初期状態のままの場合、これらの製品の仕組みにより、5分ごとに16MBのアーカイブファイルが作成されます。

    このファイルはSymfoware Analytics Serverのデータベースのバックアップデータ格納先ディレクトリに作成されます。

    1日当たり3.65GB作成されることになるため、格納先ディレクトリの空き容量が十分か確認してくだい。または、アーカイブファイルの管理方法について検討してください。

    • Symfoware Analytics Server V12.0.0 Windows版/Linux版

    • Symfoware Analytics Server V12.1.0 Linux版

  • Symfoware Analytics Serverと連携することによって、Symfoware Analytics Serverの仕組みにより、以下のメッセージが5分ごとにイベントログ/syslogに出力される場合があります。

    運用上問題はないため、無視してください。

    例)

    Jan 14 03:25:00 Hostname SQLAnywhere(username): 接続が異常終了しました。
    Jan 14 03:25:00 Hostname SQLAnywhere(username): 接続が切断された SharedMemory クライアントの AppInfo (以下省略)