「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。
注意
「1.8.2 定義方法」の「■手順 2」でMiddlewareconf.xmlを編集した場合は、編集後にsqcSetPolicyだけを実行してください。sqcRPolicyを実行すると、Middlewareconf.xmlが上書きされ、編集した内容が無効となります。
Symfoware ServerのNativeインターフェースで以下の状況の場合、sqcRPolicy実行時にエラーが出力されます。再度「1.8.1 導入確認」および「1.8.2 定義方法」を確認してください。
性能表示のための各コマンド(rdbsar, rdbps, rdbspcinf, rdbinf)が利用可能な状態になっていない(RDBシステムが動作していない)
Symfoware Server(Postgres)でsqcRPolicyにより自動検出できない場合は、再度「1.8.1 導入確認」および「1.8.2 定義方法」について確認してください。確認するときは、以下のインスタンスの状態や設定に注意してください。
PostgreSQLの収集対象のインスタンスが起動しているか
パスワードファイルにパスワードが正しく設定されているか
収集テンプレートが正しく設定されているか
PGPASSFILEに、パスワードファイル以外のパスや存在しないパスを誤って設定していないか
PostgreSQLのログ出力の設定によっては、イベントログ/syslogにエラーが出力されるものもあります。
Symfoware Server(Postgres)およびPostgreSQLのインスタンスが複数存在するシステムの場合、sqcSetPolicyを実行すると、PostgreSQLのポリシー適用メッセージが複数行表示される場合があります。
Symfoware ServerにデフォルトRDBシステムが存在しない状態で収集ポリシーの作成を行った場合、エラーメッセージ(qdg13315uなど)が出力される場合があります。
これはRDBシステムの構成を確認するために出力されるエラーメッセージです。収集ポリシー作成コマンドが正常終了した場合は問題ありません。
一度収集ポリシーのセットアップを実施した後に、Symfoware ServerのRDBシステム構成を変更した場合は、再度収集ポリシーの作成、「1.8.2 定義方法」の確認と必要に応じて再設定、および、収集ポリシーの適用を実施することで、Symfoware Serverのシステム構成に合わせた収集を実施してください。
また、インスタンス管理運用を行わない場合、再度収集ポリシーの作成と適用を実施した場合は、コンソールに反映が必要です。使用手引書(コンソール編)「Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。